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【レビュー】マドリカ不動産2【Switch/Steam】

こんにちは、不動産の間取り図をみたり、近隣地図をみたりして、その物件で暮らした際のシミュレーションをするのが隠れた趣味なざるたんですよい。不動産得意。

さて、今回は一風変わったゲームを紹介してくんだ。その名もマドリカ不動産2。タイトル通り不動産屋さんのゲームなんだ。

無性にパズルゲームがやりたくなって、Steamで新作セールをやってたから、前評判とか一切気にせずにプレイしてみたら、結構面白かったから紹介してく。

パズルゲームなので、ネタバレは一切なしでやってくから、未プレイでも安心して見てって貰えたら嬉しいんだ。

それじゃれっつご。

マドリカ不動産2

マドリカ不動産2はSwitchとSteamでプレイ可能なパズル不動産ゲームなんだ。ざるたんがプレイしたのはSteam版なんだ。

このゲームがとっても変わってるのは、画面の中でゲームを進めるだけじゃクリアできなくて、専用のPDFファイルをプリンタとかコンビニプリントとかを使って紙に印刷して遊ぶんだ。

こんな感じで、全20ステージ分がまとまったPDFファイルを紙に印刷して、実際にペンを使って記入したり、色を塗り分けたり、ハサミで切ったりして遊んでくんだ。

どのステージも画面内のヒントを見て、目の前の紙をあれこれしながら進めてく。

ステージをクリアするとコインが貰えて、一定数集めるごとに新しいステージが解放されてくんだ。って、言っても物件1~順番に進めてくなら、別にコインは気にしなくて大丈夫。

ゲームの流れ

各ステージごとにちょっとしたオープニングイベントが挟まってからステージ開始になるんだ。

ネタバレしたらおしまい系のゲームだから、プレイ画面は晒せないんだけど、3D空間に放り出されて、そこから周囲を見渡してヒントを探すんだ。Steam版では、ヒントから導かれる操作は[A,B,X,Y,↑,←,→,↓]の8種類で、これを3~8桁組み合わせたものがキーワードになってる。

左クリックかスペースキーを押しながら、このコマンドをキーボードで入力してくんだ。すると魔法が使えるんだよね。

魔法を使うと、別の部屋に移動出来たり、電気を飛ばして電源を入れられたり、ちょっとだけ移動して視点を変えることが出来るんだ。

主人公の不動産屋さんは、基本的に各部屋の定位置から動くことが出来ないんだ。各ステージごとに異なるチョットウゴケールの魔法でちょっとだけ移動することが出来るから、これを駆使して新しいヒントを探してく。

担当する20件の不動産にはそれぞれオバケが住んでるんだ。最後の部屋とかで待ち受けてて、攻撃魔法で攻撃するとやっつけることが出来る。もちろん、攻撃魔法もステージ中のヒントを元に探して、コマンドを入力して唱えるんだ。

難易度

ざるたんはパズルとか謎解きが得意だから、特になんの苦労をすることもなく全ステージクリア出来たんだ。と言うか、難易度は別に高くないんだ。

謎解きに理不尽な印象を受けるものも無かったし、ちょっとした頭の体操的に最後まで楽しむことが出来たんだ。この手のゲームって、謎が解けた瞬間がとっても気持ちいいんだよね。

間取り図

このゲームの肝になってるのが、さっきも紹介したPDFの見取り図なんだ。ゲーム中に表示させることも出来るんだけど、これが無いとクリアがとっても難しくなる。

最初はざるたんも、ゲーム中の間取り図表示で見て解いてたんだけど、チュートリアルステージが終わってからは、情報が整理出来なくなってきたから、プリンタにお願いして紙に刷りだしたんだ。

全20ステージの中盤以降は切った紙でパズルを解いたり、折り曲げて部屋の位置を特定したり、記号を書き込んでいったり、って感じで画面で見てるだけだと理解が難しくなるんだ。紙なら回したり書いたり折ったり自由自在だよね。

目の付けどころ

マドリカ不動産2ってゲームだけど、ざるたんは1が未プレイなんだ。今度遊んでみようと思ってる。

ざるたんはゲーマーなので、1年を通して結構な本数のゲームをプレイしてるんだ。Steamの表示上はマドリカ不動産2をクリアするまでの時間は10時間位だったんだ。まぁ、ポーズかけてご飯食べたりしてたから、実際のプレイ時間はもっと短いと思うけど。

今年これからもゲームをプレイすると思うし、ここまでにもかなりの時間をゲームに費やしてるから、きっと2023年の総プレイ時間の1%にも満たないと思うんだ。

ただ、ここ数年プレイしたどのゲームよりも楽しいと思える部分があったんだ。

ゲーム画面の前でハサミで紙を切ったり、色ペンで色を塗ったり、紙を折ったり、って経験は少なくともざるたんには無かったんだ。なんならゲーム画面の前だけじゃなくて、ハサミを使って点線に沿って紙を切ったのも数年ぶりなんじゃないかな。

事務仕事とかをメインにしてる人は紙を扱うことも多いと思うんだけど、ざるたんはニッパーで電線を切ることはあっても、中々紙をハサミで切ることは少ないから新鮮だったんだ。

実際に手を動かしながら、頭を使いながらプレイするゲームって結構新鮮だったんだよね。謎解き系のゲームでメモを取ることはあったけど、公式に用意された紙モノと連動してプレイするゲームは目のつけどころが良いと思ったんだ。

ボリュームとしては10時間に満たない位でクリアできちゃうし、リプレイ性も低いからなんども遊べるようなゲームではないんだけど、その分お値段もお手頃だし、頭の体操になったから大満足なんだ。

イマイチポイント

ここで褒めちぎって終わらないのがざるたん流。やっぱりイマイチに感じるポイントもあったから、それも紹介してく。

多分Switch版をメインに考えて製作されてるのか、Steam版だと不便に感じることもあったんだ。

まず、コントローラー・パッド操作には対応してないんだ。Switchでもリリースしてるゲームだから対応してると思ってたんだけど、使えないっぽかった。

必然的にキーボードとマウスで操作することになるんだ。まぁ、これはいい。

ステージの選択とかメニューの選択にはマウスは使えないのが問題なんだ。カーソルキーで操作して決定しないといけないんだよね。マウスをクリックすると、カーソル位置に寄らず現在選択中の項目が決定されてしまうんだ。

あと気になるのは、マウスの挙動なんだ。

ざるたんは、ウィンドウモードだと画面の淵が気になるから、[Alt+Enter]で全画面にしてプレイしてたんだけど、マウスカーソルがウィンドウからサブディスプレイの方に出て行ってしまうんだよね。

そして、視点移動中もマウスカーソルが表示されっぱなしになる上に、画面内の視点移動とマウスカーソルの移動がリンクしてないから、定期的にマウスポインタの位置調整をしながらプレイすることになったんだ。

まぁ、ほとんどのシーンでは視点をくるくるしてる時間よりも紙に向かって考えてる時間の方が長かったからそんなに気にならなかったんだけど、いざ魔法を使おうと思ったら、サブディスプレイをクリックしちゃったりしてストレスだったんだ。

それ以外の点は気にならなかったから、恐らくPCでプレイすることに最適化されてない、ってことなんだろね。今後のアプデで解消されるような気もするんだ。

最後に

今回はマドリカ不動産2をレビューしてきたんだ。ざるたんはSteam版でプレイしたから、操作面に関してイマイチだと感じたんだけど、Switch版ならそんなストレスも無いかも知れない。

ゲーム内容自体については、お値段相当のボリューム感だけど、目的を持って紙を切ったり塗ったり、って言うのがとっても楽しかった。まぁ、大人が目的もなく紙を切ることなんてないと思うけど・・・。

本編で書き忘れたけど、プレイ中のBGMも心地いいし、謎解きゲームが好きな人にはとってもオススメのゲームなんだ。

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