こんにちは、長々ブログの更新もせずに隠居生活を送っていたざるたんです。よい。
今回は、先月末に完全に忘れていたPS5の販売当選通知が来たので、今更感が半端なかったけど、せっかくだから購入したよ、ってお話。そう、これのせいで隠居してた。
ちなみに、ゲットしたのはディスクドライブ搭載モデル。元からデジタルエディション(ドライブ無しモデル)には興味も無かった。ほぼ100%ダウンロード購入でゲームを買うのに、ドライブ無しモデルには興味がない。解るかな、このエンジニア脳。
2時間位悩んだんだけど、このブログもやってるし、ネタとして面白そうだったから購入してみたって感じなんだ。
さっそくれっつご。
Playstation 5
PS5、正式名称Playstation 5は、2020年11月12日に発売されたSONY製のゲームハード。
およそ2年半前に発売されたハードなんだけど、2023年に入る位までは品薄状態が続いていて、日本国内での入手がかなり難しかったハードだったんだ。
販売開始直後から長きに渡って転売屋さんと販売店の間で色んな争いを続けてきた呪われたハードって感じになっちゃったよね。品薄になっちゃったのは世界情勢のせいだし、個人的にはSONYは悪くない、って思ってる。
先代のPS4とは後方互換性があって、PS4のゲームも遊ぶことが出来るし、PCIe接続のSSDから大容量データを高速で読み出せるから、ロードが速いのが売りだった気がする。
もちろん、グラフィック性能もPS4とは比較にならない位高いから、美麗グラフィックのゲームをプレイするハードとしては最適なんだ。
Playstation 5の必要性
あくまでもざるたん個人の環境では、正直PS5を購入する必然性は殆どなかったんだ。
と言うのも、近年のタイトルはマルチプラットフォームで展開されることが多くて、その多くはPCでもプレイ出来るからなんだ。
ざるたんの使ってるPCは、ちょっと前の型だけど、CPUがCore i9 10900K、GPUがRTX3080Ti、RAM32GBだから、肝心のグラフィック性能でもPS5よりも数段上なんだ。
高画質・高フレームレートでプレイしたいなら、PCでプレイすればいいし、発売当初からそんなに必要性は感じてなかった。
じゃ、なんでわざわざ今買ったの?
ってなるよね。
ここからはそれに理由を付けていくんだ。
購入の理由
自分を納得させるためにも理由は必要だし、当選メールの真偽確認が終わった後に脳内会議を開催したんだ。
1.当たったから
どうしようもないけど、これがまず一番になるかな。
ざるたんは、今年に入って在庫が復活してきたってニュースをみて、色んなところの仮予約的なのを取り消したりしてたんだ。当然、取り消せないところもあったんだけど、可能な限りは当選の確率を下げてた。
発売当初の抽選販売は片っ端から申し込んだし、入会金的なのが無料の会員登録はいっぱいしてきた。それでも1年以上かすりもしなかったから存在を忘れてたんだよね。
そこに来て、「買えるよー」って連絡が来ちゃったから仕方ない。
2.SONY信者
ざるたんは、まぎれもないSONY信者なんだ。
テレビは長年SONY製だし、音とか映像を扱うものもSONYがファーストチョイスだし、カメラもSONY製を使う。携帯音楽プレイヤーもSONYだね。
PSハードは初代・PS2・PS3・PS4に加えて、携帯機のPSP・PSVitaなんかも所有してたり、今でも所有してるのもある。正直Vitaは殆ど遊んでなかったりするんだけどね。
3.テレビを準備してた
PS5の購入を強く予定してた時期に、PS5の性能をフルに活かせるようにテレビを買い替えていたんだ。もちろんゲーム用だけじゃなくて、普段使い用に、GoogleTV対応のものだけどね。
使ってるテレビはSONY製のKJ-43X85Jってモデル。
4つあるHDMI入力端子の中に4k120HzでHDR対応の端子が2つあるんだ。これがPS5に最適化されてるし、HDMIリンク機能でPS5の電源を入れると自動的に入力が切り替わる。便利かと思いきやそんなに使わない機能。
4.ゲームのジャンルごとに使い分けたい
PCで使ってるディスプレイはASUSの27型WQHD165Hzで、PS5用のテレビは43型4k120Hzだから、表示される絵の解像度がまず違うんだ。
アクションとかFPSとかの視点の動きが大きいことが不利になる可能性のあるゲームは描画速度も安定してるPCでプレイしたいし、風景がキレイなオープンワールド系のゲームとか、RPGはゆったりテレビでプレイしたい。
まぁ、PCの出力をテレビに接続すればいいんだけど、めんどくさいよね。
5.セールの時期と価格が違う
PS StoreのセールとSteamセールは開催時期も価格も結構違うんだ。
だから、どっちで遊んでもいいゲームは安い方でプレイすることが出来る、ってメリットがある。
6.専売タイトルがやりたい
さっき近年のゲームはマルチプラットフォーム展開が当たり前だから、PS5じゃないとプレイ出来ないタイトルは殆どない、的なことをいったんだけど、SONY製のゲームに関しては別問題なんだ。
SONY製のゲームでざるたんがシリーズずっとプレイしてるゲームにグランツーリスモシリーズがある。
ざるたんは、レーシングカーで凄いスピードでサーキットを駆け抜けるのも好きなんだけど、GTシリーズの風景がもっと好きで、スピードの出ないオールドカーとか往年の名車でタイムを気にせずドライブするのが好き。
GTシリーズは他のハードでは展開されてないし、今後もされないと思うから、これも大きな要素だったんだ。
さっきのなにげないラジ館前のS15シルビアも実写みたいに見える位グラフィックがキレイ。
今後ももしかしたらPS5限定のタイトルがあるかも知れないし、そのゲームがプレイしたいタイミングで手に入るとは限らないから、って言うのが一番大きな理由だね。
PS5で遊んだゲーム
ざるたんがここまでにPS5で遊んだゲームは4タイトル。ちゃんとプレイしたのはグランツーリスモ7とアサシンクリードヴァルハラの2作品。
GTシリーズは終わりのないゲームだけど、一応のエンディングまではプレイした。アサクリもストーリーエンドまではプレイしてきた。トータルで120時間位かな。
GTにしろアサクリにしろ、キレイな景色を楽しむゲームだから、大きな画面でプレイ出来たのは良かったかな、って思ってる。とても満足。
今後もグラフィックがキレイなRPGとかはこっちでプレイして行こうかなって感じ。
悩むのはマルチプレイ系のゲームで、Steamを使ってるPCゲーマーとプレイするゲームはPCを中心に、使ってないフレンドさんと遊ぶならPS5で、って感じになりそう。
全部のゲームがクロスプラットフォームになればいいんだけどね。
PS5のいいところ
性能的な部分は方々で語り尽くされてるから、ここからはざるたんが勝手な視点であれこれ言ってく。
例えば、売りになってるグラフィックのキレイさとか、ロードの速さはPCとの比較になるから、いいところにはならない。Youtubeアプリとかに関しても、GoogleTVを使ってるから、全く長所にならない。って感じ。厳しめ。
音が静か
PS4って、重いゲームとか処理が重いタイミングで結構なファン音が鳴ってたんだよね。PS5では4kでアサクリを遊んでもファンの音が気にならない。
細かいことだけど、結構な長所だと感じるんだ。
ざるたんは、PS4は内蔵HDD交換、PS5はオプションSSDの搭載のためにどっちも開けてるけど、見える範囲ではそんなに大差はないように感じる。ただ、大きいから、内部に余裕があるのかな、とも思う。
とにかく思ってたよりも静か。
PCでもシェーダーコンパイル中とかは結構CPUファン音が気になるし、負荷が跳ね上がった時にもCPUファンがフォーン、って言うけど、それも感じない。静か。
価格が安い
いや、そりゃいままでのゲームハードと比べたら高いよ。
そうじゃなくて、同じグラフィック性能とか、メモリとか、ストレージのゲーミングPCを組むことを考えたら格安、って意味。
その分、ゲーム以外の機能が少ないけど、そもそもゲーム機にそんなことを望んでないから、ちょうどよい。
PS5のイマイチポイント
いいところがあれば、イマイチなところも当然ある。それを隠さないのがざるたん。
こっちもざるたんの環境での個人的な感想だから、比較対象はPCになっちゃうんだよね。でも、純粋に性能面を比べても仕方ないから、それ以外のところにフォーカスしてく、つもり。
色が白い
冗談みたいだけど、ざるたんが一番気になったのはコレ。
PS2以降のSONYハードは基本的に黒い。テレビの周りにあるAV機器も基本的には黒い。PS5のカバーは白い。浮く。
付属のコントローラーも白い。
ざるたんは、PC用に赤と紫のデュアルセンスを1個ずつ持ってるから、それを使ってるけど、コントローラーが白いのはなんか受け入れられなかった。
後で説明するけど、これはお金の力で解決できる。
本体ストレージ容量が小さい
PS5本体のストレージは825GBらしい。システム領域を除いて、実際にフリーで使えるのは670GB位。
昨今のゲームは1タイトルで100GB超えはざら。大きいのだと200GBとかも珍しくないから、6本もインストールしたらパンパンになる。
加えて、トロフィー獲得時のクリップとか、ちょっとした録画とかを考えると、とてもじゃないけどストレージが足りない。
これもお金の力で解決できる。
横置きスタンドが若干不安定
そんなに気にしてるわけじゃないんだけど、PS5の横置き時にはカバー部分にスタンドを引っかける構造になってるんだよね。
PS4までみたく広い面積にゴム脚が付いてて接地してる感じじゃなくて、真ん中の小さいベース部分だけが設置してて、それと本体は引っかかってるだけ。ちょっと不安定。
まあ、頻繁に動かすようなものじゃないし、高所に設置してるわけでもないからそんな気にはならないんだけど、気になる人もいるかも。縦置き設置にしようか、社外品のスタンドを使おうか、結構真剣に検討中。
USBポートの位置
ざるたんは、PS5のスクショとかをPCに取り込んで編集したりする。
その時にわざわざオンラインを経由するのが面倒だから、USBメモリを使う。
使うんだけど、PS5のUSBポートの位置に関しては不満。
前面にはコントローラー用のUSB2.0 Type Aが1口とUSB 3.1 Gen2 Type Cが1口、背面にUSB3.1 Gen2のType Aが2口ある。
当然アクセスしやすいのは前面なんだけど、ざるたんが持ってるUSBメモリはType Aだったから、3.1接続のためには背面に挿さないといけない。不便。不便極まりない。
仕方ないのでUSB Type CとA両対応のUSBメモリを新調した。そんなに高くないけど、前面に2口付けてくれればいいのにな、って思った。
USBハブも考えたけど、なんか不格好なのと、金額的にもUSBメモリ買うのと大して変わらないからやめた。どうせなら高速な方がいいしね。
ちなみに背面にはCreativeのUSBDACを挿してる。コントローラーのヘッドフォン端子の音がイマイチだから。
本体以外に買ったもの
PS5導入時に備えていろいろと情報は仕入れていたんだけど、いざ導入、ってなったら結構追加予算が必要になったからまとめてく。
既に持ってたものとか、他の用途から転用出来たものにはお金はかかってないけど、環境を整えるには本体だけじゃ不満に思う人も多いと思う。
テレビ
元々先代のAndroidTVが再起動を繰り返したり、起動が遅くなってたり、って感じで不調だったから買い替えは検討してた。
ただ、決め手はPS5のリリースだったし、一応相性を考えて購入したから準備したものに入れてく。
HDMI連動機能とか、自動画質調整とか、SONY製品同士だから結構自動化されてて便利と言えば便利。
サウンドバー
これは厳密には不要なんだけど、テレビとテレビ台の相性で、音が硬すぎたからサウンドバーも導入してた。
HDMIのオーディオリターンチャンネル(eARC)を使って通信してるから、テレビとはHDMIケーブル一本で繋がってる。コンパクトだし結構気に入ってる。
純正カバー・黒
やっぱりSONYハードは黒じゃなくちゃね、って結構本気で思ってるざるたんには必須のアイテムだった。
社外品ならもっと安いんだけど、SONYが黒を用意してくれていたのがとても嬉しい。信者としては純正以外の選択肢は無かった。
ドレスアップとは思ってなくて、個人的なあるべき姿にするために必須だった。
拡張SSD
ヒートシンク付きの2GBSSDをゲームデータ用に取り付けた。
内蔵SSDの容量に不安があったし、後になってからデータを移すのが面倒だったし、本体SSDを大切に使っていきたいから、購入と同時に載せておいた。
普通に考えれば記事にするための写真を撮りながら作業すればいいものを、全く考えずに作業して、今後悔してる。そうゆうとこだぞ。
ただ、作業自体は超簡単。プラスドライバー一本あれば5分もかからずに取り付け可能。ざるたんの場合は、カバーを付け替えたからついでにやれた感じ。
そこそこゲームをやる人なら2GBは積んでおいた方が良いと思う。
PS5対応を謳ってるSSDじゃなくても大丈夫とは思うけど、ヒートシンクが本体と干渉しないことを確認済みの製品が良いと思う。
個人的にはSSDのファーストチョイスはSAMSUNGだからSAMSUNG製を選んだけど、名前の通ってるメーカーならどこのでも良いと思う。ちなみにセカンドチョイスはWD。
使用できるSSDの条件は、PCIe Gen4x4接続のM.2 NVMe SSDで、推奨読み込み速度が5500MB/s以上のもの。
USBメモリ
さっきも出てきたTypeA/C両対応のUSBメモリ。
USB3.x接続でもモノによってはおっそくてイライラするから、速さは正義ってことで高速モデルをチョイスしてる。スクショとかクリップとか結構サイズが大きいから、あんまり遅いのを使うとイライラがマックス。
余談だけど、USB3.0と3.1 Gen1と3.2 Gen1は全部同じ規格で、理論上の転送速度は5Gbps。USBメモリは早くても500Mbps位だから、転送インターフェースがボトルネックになる可能性は低いんだ。
メーカー不詳のやっすいUSBメモリとかは40Mbpsとかしか出ないから非常にストレス。
ちなみに、USBメモリサイズのUSB SSDは、拡張ストレージとして認識されちゃうからこの用途では使用できない。ゲームファイルの保存用には使えるんだけど、スクショとかの保存には使えないから注意が必要。
USB DAC
クリエイティブのUSB DACが1台余ってたから、背面のUSBに挿して使ってる。
コントローラーにもヘッドセット端子があるんだけど、音質がイマイチだったから、使ってみた。音声出力先をHDMIからUSBに切り替える必要があるんだけど、メニュー画面から一瞬で出来るし、特にゲーミングモニターに接続して使ってるなら超オススメ。
ちなみに、PCで使ってるのは↓のDAC。上を見たらキリがないけど、そこそこのモノを使うだけですっごい音がキレイに聞こえるようになる。
ゲーム用にUSB DACを選ぶコツは、「敵の足音が良く聞こえる」ってことを一番のオススメポイント的にしていない製品を選ぶこと。ヘッドセット選びの時も同じ。
聞こえやすいのと、音がいいことは全く別の話で、オーディオグレードに近い製品でもゲーミング用って書いてあればバスブーストとかの機能は付いてるからどうせならレンジが広くて音がいいのを選んだ方がよいよ。
ざるたんは音楽系エンジニア職だし、どこからも提供を受けていない弱小ブロガーだから凄くフラットな意見。
最後に
ひょんなことからPlaystation 5を入手したから、いろいろ弄ってみた感想とか、いいところ、イマイチなところなんかをざるたんなりに書いてきたんだ。
正直なところ、現在PCでゲームをプレイしてる人には不要、って思う。
ただ、SONYゲームがやりたかったり、PSフレンドさんとプレイしたい、ってプレイヤーさんにはオススメかな、って思う。
余談も余談だけど、MHR:SBが4月28日にリリースだね。ざるたんは全くやる予定はないし、PS5版ライズ本編もプレイしてないけど、SwitchもPCゲームも遊ばないプレイヤーさんはこれを機にやってみるといいかも知れない。
そんな感じ。