こんにちはざるたんですよい。
PCでゲームをやる人のほとんどはSteamを使ってると思うんだ。ざるたんもモンハンライズをはじめ、色んなゲームをSteamでプレイしてるんだ。最近はカイロソフトのゲームも遊べるようになって、時間を吸い取られてる。
Steamには同時接続数とか、ゲームごとの同時接続ランキングとか、ユーザーが使用してるハードウェアのランキングとか色んなデータを見れる機能があるんだけど、これ、知らない人も多いと思うんだ。
今回はそんなSteamの各種データを見ながら色んなことを考えてく。
れっつごご。
Steamデータの見方
データページはSteamクライアントのストアタブの一番下にあるんだ。ここを突っつくと各種データの表示ページに飛べるようになってる。
同時接続数
とんだ直後のページにはこんな感じのグラフが表示されてるんだ。
これは過去48時間のログインユーザー数になってる。下にちっちゃく表示されてるのが、現在の接続数と、ピーク時の接続数なんだ。ざるたんが見た状態では2500万人位がログインしてる状態。
曲線がキレイになってなくて、グラフに谷が出来てるところは接続障害とかの可能性もあるんだ。最近多いよね。
下の方にスクロールしてくと、他の情報も見ることが出来るんだ。
現在最もプレイヤーが多いゲーム
いまどんなゲームが人気でプレイヤー数が多いのか、ってみんな気になってると思うんだ。Steamデータではほぼリアルタイムのプレイヤー数を見れるようになってる。
画像だと1番プレイヤー数が多いのはCS:GOだね。
全世界でのランキングだから日本で流行ってるゲームが表示されるわけじゃないんだけど、参考になると思うんだ。最近のビッグタイトルだと、ELDEN RINGはリリース直後には1位になってたんだ。
CS:GO・Dota2・PUBG・APEX・GTAV辺りはずっと上位に君臨してるイメージ。虹6が居なくなってる。。。
リンクをクリックするとTop100までの順位と現在のプレイヤー数が見れるから、自分のプレイしてるゲームが何位かな、とか見てみるのも面白いし、リリース直後は上位だったのに、そこから急降下するゲームはボリュームが不足してるのか、飽きが来るのが早いのか、なにか問題があるのか、とか考えることも出来る。MHRiseとかBF2042とかね。
Steamハードウェア&ソフトウェア調査
ここまででも人気ゲームランキングの結構面白い数字が見れるんだけど、実はこれで終わりじゃないんだ。さっきの画像の右の方を拡大してみたんだ。
そう、Steamではプレイヤーが使用しているハードウェアとOSをはじめとしてソフトウェアの調査データも一般公開してるんだ。
Steamハードウェア&ソフトウェア調査ってとこをクリックするとこんな感じの画面に飛ぶんだ。ここでは先月までのビデオカード(=グラボ)のメーカーシェアとか、CPUのメーカーシェアとかがグラフになって表示されてる。
なんか画像の右の方で表示がバグってるけど、気にしない。
グラボのシェアはNVIDIAが75%、AMDが15%程度なんだね。CPUのシェアはIntelが70%位でAMDが30%位って感じ。GPUは横ばい状態だけど、CPUは最近AMDが伸びて来てるみたいだね。どっちかが信じられない良コスパの新型をリリースしたらグラフにも動きがありそうだよね。
グラボの使用率データ
気になってる人も多そうな、グラボの詳細データは[クリックして詳細を見る]を突っついてやると見れるんだ。
上の画像だと見づらいと思うけど、Top10は全部NVIDIAなんだ。シェア1位はなんとGTX1060で、全体の7%位のシェアになってる。2位3位もGTX1000番台で、実はこれ位のグラボで遊んでるプレイヤーが一番多いんだね。
逆にRTX3000番台は、7位にノート版のRTX3060が2.66%で入ってるのが一番上。徐々に増えては来てるけど、現在もメインはGTX1000番台なんだね。ざるたんの使ってるRTX3080Tiは0.54%だった。200人に一人の逸材。
先月分だけじゃなくて、5ヵ月分の推移も見れるから、数字を眺めてるだけで楽しいんだ。
その他ハードウェアのデータ
いきなりまとめちゃうけど、さっきのグラフ画面を下の方にスクロールすると、上の画像みたいに、OSとかメモリ容量とかディスプレイ解像度とか色んなデータの1位が一覧表示されてるんだ。
これらを総合すると、OSはWin10、2.5GHz位の4コアCPUに16GBメモリ、1TB以上のストレージのPCにGTX1060を搭載して、HDディスプレイに接続してプレイしてるのが一般的、ってことになるんだ。ひと昔前、って感じだけどこれが現実なんだ。
Win11がじわじわシェアを伸ばしてるから、これが50%位になったらざるたんも移行を考えてる。そんな使い方も出来るんだ。
ゲーミングPCは、巷で言われてるほどハイスペックのものだけじゃないし、4Kゲーミングをしてる人はごく少数なんだ。ゲームによるけど、CPU内臓グラフィックでプレイしてる人も合計で2%位は居るんだ。実は敷居は低いんだ。
各データ項目をクリックすると詳細なデータが開くようになってるんだ。
言語
ここで注目したいのがOS言語なんだ。1位は英語で35.8%位、2位が中国語で25.6%位、つまり、英語圏と中国語圏でSteam全体のプレイヤーのうち60%を占めてるんだ。
文部科学省のホームページを見ると、母語1位は中国語で約8億8500万人、2位が英語で約4億人ってことみたい。中国語は地方によって分かれてるからか、中国の人口よりもかなり少ない値になってるね。日本語の使い手は1億2500万人位だね。
ざるたんがSteamを使い始めた位の頃はTop10に日本語は入って無かったんだ。でも、今は2.4%程の日本語ユーザーがいるんだよね。多分ここ3年位のおうち時間の増加と、PS5の品薄もあってすっごい増えてる。
昔はSteamでゲームやってるって言うと「Staemってどんなゲーム?」、「そんなハード知らないよ」って言われてたけど、話が通じる人が増えて嬉しい。
当然、日本語は日本以外で使われてないから、ここに出てる日本語ユーザーの比率≒日本人の比率ってことになるんだ。
冒頭で同時接続数をみたんだけど、トータルで約2500万人だったんだよね。つまり、2500万人の2.4%だから、約60万人位の日本人が接続してるってことなんだ。
60万台出荷されてるハードって考えてく
ここから先は余談も余談。
CS機のゲームはハードの出荷台数以上に売れることは無いんだ。これは当たり前で、現在だとPS5だけでリリースされるゲームはほとんどないのはこれが一番の原因なんだ。35万本が天井だと、製作費の元が絶対に取れないんだよね。
同様の理由で、日本でのSteam普及率が今のままだと日本のメーカーがSteam専用にゲームをリリースすることのメリットがあんまりない。リメイクとか移植は出てるけどね。
ちなみに、歴代ハードの国内売り上げを見てみると、1位がPS2の2198万台、2位がPSの1940万台、3位がファミコンの1935万台って感じになってる。60万台に近いのは、ネオジオCDの50万台とか、Xboxの47万台。うん。
現在国内メーカーがSteamでリリースしてるソフトのほとんどはPS4/5・Switchとのマルチプラットフォームだから、SwitchとかPSハードで満足してる人はわざわざSteamに移行しようと思わないよね。
日本国内にしか需要がないゲームがSteamでリリースされることは、現在はまずないんじゃないかな。個人的にはパワプロとかすっごくやりたいんだけど、世界展開しても売れないよね。。。後は、SONYのゲームとか任天堂のゲームもリリースされないと思う。
マルチプラットフォームのゲーム
最近のゲームソフトはSwitchでもPS4/5でもSteamでも遊べるマルチプラットフォームでリリースされることが多いんだ。市場があるならそこで売りたいメーカーさんも、ハードウェアを複数揃えなくていいユーザーもお得だよね。
そこで、ユーザー目線で気になるのがどっちでプレイするのが得なのか、ってことなんだ。
まず、グラフィック性能で考えていくと、SwitchとSteamじゃ比較にならないんだ。PCのスペックにもよるけど、基本的にはSteamの圧勝なんだ。逆にSteam版はコンパクトに本体だけ持ち運んでプレイすることが出来ないから、そこが選ぶ決め手になると思う。Steam Deck?まだまだないない。
次に、ハードの入手性とか価格について考えてく。
PCをゲームだけのために使うことはあんまり無いと思うんだけど、グラボ搭載の所謂ゲーミングPCはエントリーモデルでも10万円以上はするんだ。これにモニターが必要だったり周辺機器も揃えると結構な額になるんだ。
家庭用のハードでは(Xbox)を除いて、高くても5万円くらいで手に入るものが多いんだ。ただ、基本的にはゲーム以外には使えない。ここは、ちょうどPCを買い換えたいから、ついでにゲームも出来るPCに買い替えよう、ってタイミングだったら5万円位プラスして考えてみるのも良いんじゃないかな。
現在PS5はとんでも無い価格の転売か、必死に抽選に応募するか、の2拓になってるけど、ゲーミングPCは普通に手に入る。入手性はしばらくPCの方が高い状態が続くんじゃないかな。PS5はこのまま幻のハードになりそうな気がする。と言うかもう幻になってると思う。
他には、ネット接続が必須のゲームに月額利用料がかからない、って言うのがあるんだ。
PS4/5とかSwitchにはオンライン接続に別途月額利用料がかかるんだ。PSには年間5,143円、Switchには年間2,400円かかるんだけど、Steamでプレイしてる分にはこれが無料なんだ。
クロスプレイについて
ハードを跨いでのマルチプレイ(クロスプレイ)はゲームによるとしか言えないんだ。例えば、BF2042はPC(Steam)とPS5のクロスプレイが出来る。逆に、MHRiseはPC(Steam)とSwitchのクロスプレイは出来ない。APEXとか完全にクロスプレイ対応のゲームもあるけど、対戦系のゲームはスペックの差で有利不利が生じたりしちゃうんだ。
一緒に遊ぶ予定の仲間がいるなら、ここは購入前にチェックしておいた方がよいよ。
後は、Wifi環境が無い場所にSwitchをみんなで持ち寄って遊ぶことは出来るけど、ノートPCを持ち寄ってもWifi環境が無いとマルチプレイは出来ない。
Steam版のメリットはVCを使うのが簡単な点とか、前述の通り高画質・高フレームレートでプレイ出来るところとかなんだ。
最後に
今回はSteamクライアントに内蔵されてる各種データを見て楽しむ方法を解説してきたんだ。みんながどんなPC環境でプレイしてるのが解るって楽しくない?
各ゲームのストアページには最小・推奨の動作環境が記載されてるから、それを参考にして使うPCについて考えるのがよいよ。
後半半分は完全に余談なんだけど、今後も他ではあんまり解説されてないこととか、面白かったゲームのこととか書いてくから、また遊びに来てくれたら嬉しいんだ。最後まで読んでくれてありがとうなんだよ。
そんな感じ。