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【MHR:S解説】属性武器を使うときに気を付けるべきこと

こんにちは、サンブレイクになって属性武器がとっても使いやすくなって楽しいから、色んな武器種の属性武器を作りまくって素材が常に枯渇してるざるたんですよい。

時として下位素材が足りないとかで、ちまちま下位クエにも足を運んでるんだ・・・。

属性武器が強くなって使いやすくなったから属性遊びをしてる人も多いと思うんだ。きっと、属性の暴力みたいな強属性チャアクでパシュンパシュンしたり、弓とか双剣で属性を押し付けて遊んだりしてるんじゃないかな。そうだと信じてる。

ライズ本編では無属性武器が覇権を握ってたから、あんまり属性武器を使って来なかったプレイヤーも多いと思うんだよね。でもサンブレイクで属性が強くなったからって、ただ武器を持ち替えただけじゃあんまり活かせないんだ。

属性武器を活かし切るためには専用のスキル構成が必要になってきたり、立ち回りにも工夫が必要になってきたりするんだけど、今回はその辺を解説してくんだ。

さっそくれっつごご。

属性攻撃

モンハンにおける属性攻撃、って言うのは専用の技を使うわけでもなくて、属性のついてる武器で攻撃すれば属性攻撃になるんだ。簡単。直接ダメージに関係する属性には火・水・雷・氷・龍の5つがあって、これをまとめて5属性、って言ったりするよ。

武器には攻撃力と属性値って概念があって、攻撃力はモーション値をかけてから斬・打・弾の物理肉質を参照してダメージを計算する。属性値もモーションによる属性補正をかけてから属性肉質をかけてダメージを計算するんだ。あと、近接武器種は斬れ味によっても補正がかかる。

この辺はあんまり深く考えなくてもいいんだけど、一応↓の記事で詳しく解説してるんだ。内容はライズ本編時点の内容だから属性不遇を嘆いてるけど、計算式は変わらないから参考にしてみるとよいよ。

【MHRise解説】無属性武器vs属性武器でダメージを比較してくモンハンライズが無属性一強状態、と言われてることに異を唱えるべく、一虎刀【餓刃】vsダオラ=レイドでディアブロスを攻撃した時のダメージを計算して白黒付けてく記事。意外な結末が待ってるかも。...

つまり、属性武器を使ってれば意識しなくても属性攻撃をしてるってことなんだ。やったね。

肉質に注意する

さっき何の気なしに上げたタマミツネを突っついてる画像なんだけど、実は一応意味があるんだ。雷弱点のタマミツネの切断最大弱点の頭に、現状雷属性ランス最上位のナルハタランスで上段突きを繰り出しているところなんだけど、全然ダメージが出てないんだよね。

静止画だからわかり辛いかもだけど、ちゃんと頭に当たってるよ。

そこでタマミツネの肉質に注目してみて欲しいんだ。非怒り時の頭の肉質は切断63に対して雷10しか通らないんだ。斬れ味補正の切り捨て切り上げはあるけど恐らく、属性ダメージ分は9とかしか通ってないと思われるんだ。

つまり、主に切断弱点の頭を狙う関係上、タマミツネには属性武器はあんまり有効じゃない、ってことが言えるんだ。勿論、爪破壊を狙ったりする場合には超有効なんだけど、非泡纏いの頭にはろくに通らない。

まぁ、サンブレイクでは属性武器と無属性武器の物理性能が(弓以外)そこまで大きく変わらないから、どうせなら属性付きの武器で行く、って言うのもありなんだけどね。

打って変わってこっちはナルガクルガの肉質、やっぱり主に狙うのは斬・打弱点の頭部になってくるんだ。切断肉質はミツネさんとほぼ同じの65なんだけど、こっちは雷が25%も通るんだ。これならさっきの構成で100ダメージの大台に乗るんだ。やったね。

こんな感じに同じ雷弱点とは言っても、部位によって属性の通りがいいところと悪いところがあるから、本当に有効なのか、僅差の第二弱点の方が属性が通るならそっちを狙った方がいいこともあったりするから、よく考えて担ぐ武器を決めるとよいよ。

ちなみに、雷に弱い甲殻類のカニさんは物理肉質が硬いから、相対的に属性ダメージの比率が高くなるんだ。伝統的に爪は火に弱いんだけど、全体的には雷が通りまくるから、雷属性武器であひんあひん言わせてやるといいんだ。

ぎゃくに物理に弱くて属性に対して耐性があるのが淵ハタさん。たしかにダウン中に攻撃する腹部は25%通るんだけど、物理肉質が修練所のメカフロッグ頭と同じ100だから、相対的には物理ダメージの方有効になるんだ。弓なら大きくダメージが変わるけど、近接武器は物理特化の方がダメージが出ると思うよ。

属性を活かすスキル構成

属性攻撃を活かすためにはそれに沿ったスキル構成が必要になってくるんだ。

例えば物理攻撃力を強化するためには攻撃スキルだったり、会心率を高める見切りや弱点特効スキル、高めた会心の効果を高める超会心スキルを盛ったりするのが一般的なんだけど、これらは基本的には属性攻撃力には一切影響しないんだ。

つまり、攻撃7見切り7弱特3超心3まで揃えても属性ダメージは全く上昇しないんだ。例外として、匠スキルで紫ゲージを出すことが出来る武器は、物理補正(白1.32→紫1.39)だけじゃなくて属性補正(白1.15→紫1.25)を受けられるようになるから属性攻撃力も上がるんだ。

ここからは属性攻撃力を高めたり、属性ダメージを上昇させるスキルについて解説してくんだ。

属性攻撃強化

5属性それぞれに存在する属性攻撃強化スキルは発動すると武器の属性値を上昇させることが出来るんだ。効果は↓の表にまとめるよ。元の属性値が50の武器の参考値も添えてみる

スキルレベル1属性値+2 50+2=52
スキルレベル2属性値+3 50+3=53
スキルレベル3属性値*1.05+4 50*1.05+4≒57
スキルレベル4属性値*1.1+4 50*1.1+4=59
スキルレベル5属性値*1.2+4 50*1.2+4=64

マスターランクでは武器の属性値も大きくなってるから、スキルレベル1とか2じゃ全然効果が得られないことも多いんだ。大きい装飾品でスキルポイントが多く付けられるから、属性運用だったら倍率補正が大きいレベル5まで発動させておきたいところなんだ。

他のスキルと組み合わせたり、この武器属性値を元に倍率がかかるスキルもあるから、出来るだけ積んでおきたい基本スキルになってくるんだ。

アプデを重ねるごとに武器の傀異錬成で属性値を大きく強化することが出来るようになったから、倍率補整が常時簡単に得られる属性強化スキルは更に重要になったんだ。

炎鱗の恩恵・鋼殻の恩恵・風雷合一

三つまとめちゃったけど、これらのスキルを発動することでも属性値を上げることが出来るんだ。スキルレベルMAXまで発動させる必要がないから、1部位で行ける炎鱗と鋼殻あたりは組み込みやすいかもね。

炎鱗の恩恵Lv.2火属性値1.1倍 (爆破属性値1.1倍)
鋼殻の恩恵Lv.2水属性値1.1倍 氷属性値1.1倍
風雷合一Lv.3雷属性値1.15倍 龍属性値1.15倍

これらの倍率補整は属性攻撃強化とも重複するから、併せて使うとかなり属性値を底上げ出来るんだ。

Ver.13では炎鱗・鋼殻が1スロ装飾品で盛れるようになったんだ。倍率補整は元が大きい武器ならとっても大きいから属性運用なら属性攻撃強化と合わせて積んでおきたいよね。

天彗龍の魂

バルファルク装備で発症する特殊な龍属性やられの時に武器の龍属性値を1.2倍する百竜スキルなんだ。元々上位ではバルク武器にしか付けられなかったんだけど、百竜装飾品のおかげでどんな武器にでも付けられるようになったんだ。

ただ、フルバルクに近い装備が必要になるから、なかなか使いづらいんだよね。その分倍率がぶっ飛んでるから、特化装備を組んで遊んでみてもいいかもしれないね。

アプデで傀異錬成で出るようになったり、装飾品が出て来たり、護石に付くようになったり、って感じで発動は大分楽になってきた。併せて使う龍気活性自体がなり重たいスキルだし、運用も一癖あるんだけど、倍率が強烈だから、他のスキルと組み合わせて無理なく使えそうなら一考の余地はあると思う。

会心撃【属性】

さっき基本的には会心率は属性ダメージに影響しない、って言ったけど、応用にあたるのがこれなんだ。会心撃【属性】が発動してると、会心が発生したときに属性ダメージが最大1.15倍になるんだ。

弱点特効と組み合わせたり、そうなるとせっかくだったら超会心と組み合わせたくなったりするスキルなんだ。レベル4スロ装飾品でスキルポイントが2付けられるから、発動難度は比較的低いんだけど、他のスキルと両立して会心率の確保をするのが難しいかな。

そこまでしても1.15倍って言うのはあんまりだと思うんだよね。MHW:IB時代みたいに武器種によって倍率が違ったりしたらよかったのにな、って思ってる。技術的に不可能ではなさそうだしね。

一応アプデごとに属性値がインフレを重ねてきたから、Ver.15では相対的に強力になったスキルではあるし、77533まで突っ込んでもスロットに余裕があったりするから、取り合えず入れておく系のスキルになったかな。

連撃

連撃スキルはサンブレイクから効果が変わったスキルで、3秒以内に続けて攻撃を当て続けると、5発目で攻撃力と属性値が上がる、ってスキルなんだ。詳しくは↓の記事で紹介してるんだ。

【MHR:S解説】人気のスキル=連撃について解説してくサンブレイクを大分やり込んできたざるたんが、攻撃を連続ヒットさせると攻撃力と属性値が上がるスキル=連撃について解説してく記事。属性武器の方が恩恵が大きい属性向きのスキルだよ。...

双剣以外の近接武器種なら、レベル3まで発動することで属性値が最大+15になるんだ。これってとっても強力なんだよね。手数の多めな武器なら、3秒以内に次の攻撃を当てることは簡単だし、スキルレベルに寄らず2ヒット目から+5の効果もあるから、レベル1だけ積んだりするのも全然ありだと思うんだ。

伏魔響命

サンブレイクからの新スキルで、読みは多分「ふくまきょうめい」。キュリアに体力を奪われ続ける、とか恐ろしい紹介文なスキルなんだけど、このスキルを発動するとスキルレベルに寄らず体力がじわじわ減り続けるんだ。デメリットのあるスキルなんだけど、その分メリットが強烈なんだよね。

スキルレベルに寄らずってところがポイントで、1でも発動してれば体力の減り方は変わらないんだ。レベルが上がればメリットだけが大きくなるんだよね。ちなみに体力が吸われた部分は赤ゲージが残るんだ。ただ、自動回復はしなくなる。

体力をキュリアに吸わせ続けると取り付くキュリアの数が1匹→2匹→3匹って増えていって、それに伴って効果が大きくなっていくんだ。

疾替えの書【朱】キュリア1匹キュリア2匹キュリア3匹
スキルレベル1属性値+5属性値+8属性値+12
スキルレベル2属性値+7属性値+12属性値+15
スキルレベル3属性値+10属性値+15属性値+20

疾替えの書【蒼】を使ってる時は物理面に補正が入るんだ。属性値は変わらないんだけど、一応載せておくね。

疾替えの書【蒼】キュリア1匹キュリア2匹キュリア3匹
スキルレベル1攻撃力+10攻撃力+15攻撃力+20
スキルレベル2攻撃力+15攻撃力+20攻撃力+25
スキルレベル3攻撃力+25攻撃力+30攻撃力+35

このスキル発動中は疾替えを行うと体力を回復することが出来るんだけど、その代わりにキュリア1匹状態に戻っちゃうんだよね。恩恵を最大限に受けたい場合には、朱の書固定で、常に3匹のキュリアに取りつかれた状態で戦うのが基本になってくるんだ。

普段疾替えを戦術に取り込んでる立ち回りをしてるなら、立ち回り自体を見直す必要があるんだ。疾替えに依存しない片手剣とかは相性がいいかもね。

確かにデメリットも大きいんだけど、属性値+20は魅力的なんだよね。

業鎧【修羅】

こっちもサンブレイクからの新スキルで、読みは「ごうよろい」とか「わざよろい」とかになるのかな。業火とかカルマ的な意味だろうから、「ごう」って読みたいけど「ごうがい」とはならないと思うんだよね。重箱湯桶なんでも来いって感じ。モンハンあるあるの読み方不明。修羅(しゅら)は読める。

こっちも効果がちょっと特殊だから表にしてく。

疾替えの書【朱】効果
スキルレベル1攻撃力+15 防御力-50
スキルレベル2攻撃力+25 防御力-75
スキルレベル3攻撃力+35 防御力-100

まずは属性値関係ない【朱】から、なんだけど、常時攻撃力+35は魅力だけど、防御力-100はデメリットとして恐ろしいよね。属性に関わる【蒼】も見てく。

疾替えの書【蒼】効果
スキルレベル1属性値*1.05 全属性耐性-10
スキルレベル2属性値*1.1 全属性耐性-25
スキルレベル3属性値*1.2 全属性耐性-50

こっちは属性値に倍率がかかるから、レベル3の効果が絶大なんだけど、デメリットもまた絶大なんだ。装備が怨マガ装備で3部位固定されちゃうのもデメリットだよね。

水耐性が特に悲惨なことになるんだけど、ミツネさんのブレスとか一瞬で溶けるレベルの耐性になっちゃうんだ。

逆に、ディアブロスとか、砂漠のティガとか、セルレギオスとかマガドとかみたいに属性攻撃を一切してこないモンスター単体を相手にする分にはデメリットは無いんだ。ただ、乱入モンスターに溶かされる恐怖はあると思う。

属性値を1.2倍にするために負うデメリットとしてはあまりに重いんじゃないかな、って言うのがざるたんの感想。属性攻撃強化5の方がデメリット無しで属性値も大きくなることを考えると併用するのが前提なのかな。スキルが重すぎて他のスキル積めなくなっちゃうよね。

狂竜症【蝕】

これもサンブレイクからの新スキル、自発的に狂竜症を発症して、特殊なバフ効果を得るスキルなんだ。シャガル装備で付けられるよ。

通常の狂竜症と違って、発症すると徐々に体力が減少しちゃうんだけど、克服までの間には攻撃性能の上昇と回避性能の向上、スタミナ固定値消費減少効果が得られるんだ。この攻撃性能の上昇に属性値の上昇も含まれるんだよね。

克服後には会心率の上昇値が上がるんだ。それと克服時に体力の赤ゲージが全回復する。

スキルレベル1克服前に攻撃+10&属性値+5、克服後に会心率20%UP(60秒)
スキルレベル2克服前に攻撃+15&属性値+7、克服後に会心率25%UP(60秒)
スキルレベル3克服前に攻撃+25&属性値+10、克服後に会心率25%UP(90秒)

スタミナ固定消費の減少効果もあるし、体術と重複するから、属性弓向けのスキルって感じかな。被弾しないPSがあれば、体力も定期的に回復するし、メリットは大きいよね。

ただし、体力の自動減少があるから、即死ラインが徐々に近づいてくるのに注意なんだ。せっかく火力アップ出来てても乙ったら意味がないよね。

奮闘

Ver.13で追加された渾沌に呻くゴア・マガラ防具の専用スキル=奮闘も大きく属性値を伸ばすことが出来るスキルになってる。スキル効果は↓。

スキルレベル1体力の赤ゲージの長さに応じて、
会心率+5%→+10%
属性値1.05倍→1.1倍
スキルレベル2体力の赤ゲージの長さに応じて、
会心率+10%→+15%
属性値1.1倍→1.15倍
スキルレベル3体力の赤ゲージの長さに応じて、
会心率+10%→+20%
属性値1.15倍→1.2倍

体力の赤ゲージの長さに応じて↑の効果が得られるスキルになってるんだけど、肝心の必要な赤ゲージの長さが問題で、1段階目の効果は少しでも赤い部分があればいいから、結構楽に発動出来るんだけど、2段階目は体力ゲージのおよそ6割位が赤く染まってないと発動しないんだ。

受けたダメージの半分程度が赤ゲージとして残る仕様だから、普通にやってたら体力ゲージの6割が赤く染まることはないから、実質的に体力が全部特殊な赤ゲージになる狂化と合わせて使うスキル、って感じかな。

狂化と組み合わせた狂化奮闘構成については↓の記事でかなり詳しく解説してるから是非参考にして欲しい。

【MHR:S解説】不死身じゃないよ?狂化奮闘で知っておくべきことVer.15のスキルインフレ環境で組みやすくなった狂化奮闘構成について解説してく記事。単純に不死身になるスキルってわけじゃなくて、必須になるスリップダメージの仕様やケア方法を解説し、有効に活かす方法について考えてく。...

他には伏魔響命と併せて使って、1発も被弾しないで戦い続ければ2段階目が発動&キープ可能。おだんご火事場も発動出来る。かなり難易度は高いプレイになるけど効果は抜群。ざるたんがやっても全く安定しないけど。

ちなみに、レベル3時にはスタミナ消費無効効果もあるから、弓とはとっても相性が良い感じになってる。

龍気変換

属性耐性を属性攻撃力に変換して、常軌を逸した属性火力を出せるスキルが龍気変換なんだ。結構めんどうな仕様のスキルで、詳しくは↓の記事を見て欲しい。

【MHR:S解説】Ver.14新スキル=龍気変換について解説してくVer.14で追加された龍気変換スキルについて解説してく記事。スキルの仕様や、各武器種ごとの必要攻撃数、実戦的な運用や他スキルとの組み合わせについて考えてく。...

簡単に言うと、蒼の書で規定回数攻撃を当てると全属性耐性が上昇する。朱の書では本来の属性耐性を一定割合で属性値に変換して元の属性値に足すスキル。最大まで特化すれば、元の属性値に+62出来る。さらに他スキルで倍率補整もかけられるから、属性特化がはかどるスキルなんだ。

属性値だけ高ければ恐ろしい火力を繰り出せる強属性ビンチャアクの超出ブッパ型と相性抜群で、カニとかの属性に弱い相手には1ビン1000ダメージを余裕で越えてくる。超火力のロマン、って感じだね。

災禍転福

MHW:IBから続投のスキルが災禍転福なんだ。よみは「さいかてんぷく」、多分、「災い転じて福となす」から来てる。

効果は状態異常とか属性やられから回復してから30秒間、攻撃力とか属性値とか状態異常の蓄積が上がる、って感じ。正直属性値に関しては最大レベルでも+4にしかならないから、属性のためにわざわざ積むようなスキルじゃないんだけど、一応上がるから入れておいた感じなんだ。

百竜装飾品:弱点特効【属性】

百竜スキルの弱点特効【属性】、「通称:弱属=じゃくぞく」。ライズ本編では効果が発動すると属性ダメージ1.3倍だったけど、サンブレイクで1.15倍に弱体化されちゃったんだ。

発動要件は、攻撃を当てる部位の属性肉質が25以上、って感じなんだ。

ここでさっきの肉質表を出してきてみたんだけど、タマミツネの部位で弱属が有効なのは、雷属性では前脚と爪、龍属性も前脚と爪、って感じになってるんだ。最大弱点の頭と物理肉質に2.5倍以上の開きがある硬い部位をわざわざ殴るか、って言われると答えはNoだと思うんだよね。

仮に攻撃力400雷属性100の武器があったとして、モーション値25の攻撃で殴るとすると、物理は100を肉質/100で掛けたダメージ、属性は100を属性肉質/100で掛けたダメージになるんだ。斬れ味補正は無視してる。

そうなると頭には、物理63ダメージ、属性10ダメージになる。爪には物理24ダメージ、属性30ダメージになる。この30ダメージが弱属で35ダメージ位に上がる、って考え方なんだ。

合計ダメージを考えると、頭は73ダメージ、爪は59ダメージって感じになるんだ。

ちなみに、攻撃力400はヒトダマ効果とかバフで簡単にたどり着ける数値だけど、属性値100はかなり限定した状況じゃないとたどり着けない値になってるんだ。

逆にナルガクルガみたいに物理弱点の属性肉質が25以上で、常に狙うことが出来るモンスターにはかなり有効な百竜スキルになってくるんだ。

ただ、武器種にもよるけど、モーション値が高い攻撃を当てる前提だと、この百竜スキルを発動する位なら種族特効で物理ダメージを上げた方が有効になる場合がほとんどなんだ。残念。

防具スキル:弱点特効【属性】

非常に面倒な名前を付けてくれたものです。さっきのは百竜装飾品の属痛竜珠で付けられる弱点特効【属性】だったんだけど、こっちはVer.11で追加になったリオレウス希少種装備についてる通常スキル版の弱点特効【属性】なんだ。

百竜スキル版の弱点特効【属性】とスキル効果は似てるんだけど、ちょっと違うから表にして比べてく。

有効部位スキル効果
百竜スキル版属性肉質25以上属性ダメージ1.15倍
通常スキル版属性肉質20以上属性ダメージ1.1~1.15倍

こんな感じで有効部位の属性肉質条件が通常スキル版の方が緩いんだ。効果はスキルレベル依存なんだけど、正直Lv.1止めで十分だと思う。それ以上は0.025倍ずつしか上がって行かないし、Ver.11ではスキルが付いてる防具が少ないからなんだ。

スキルがデフォで付いてるのはシルバーソルの胴・腕・腰に1ポイントずつ。他のスキルと組み合わせて使うことも考えると、どこか1部位入れてLv.1止めかな。

Ver.13からは2スロサイズの装飾品が登場したから、かなり積みやすくなったんだ。

ちなみにこっちの通常スキル版と百竜スキル版の効果は重複するんだ。斬れ味補正込み属性値100の武器を想定して、組み合わせの際の属性ダメージを表にしてく。

属性肉質スキル無し百竜版ダメスキルLv.3版ダメ両方ダメ
151515(無効)15(無効)15(無効)
202020(無効)2323
2525292933

あえて属性ダメージだけで比較してるけど、武器種によっては手数が多かったり、更に属性補正があるモーションがあったりするから、そこも含めて考えるべきなんだ。

両方発動させて属性肉質25の部位を攻撃したときのダメージ差がスキル無し時と比べて8なんだ。これを大きいとみるか小さいとみるか。

双剣とか片手剣とか操虫棍みたいに一発は小さいけど手数の多い武器種では1発あたり8ダメージの上昇はとっても大きいけど、大剣とかで考えるとモーションの属性補正を考えても誤差の範囲になるんじゃないかな。

このスキルが最もマッチするのが弓なんだ。特に同時実装の銀レウス弓はぶっ飛んだ火属性値を持ってて、属性火力を盛ると火弱点のモンスターに信じられないダメージを繰り出すんだ。

実際の装備例

実際にざるたんがVer.10段階で属性特化装備として使ってた装備を簡単に紹介してくんだ。発動スキルは↓の感じ。

表示されてない部分には血氣1以外有効なスキルはないし、レベル1スロットが大量に余ってるから、ひるみ3とか気絶3とかを積んでる感じでもっとうまい組み合わせもあると思ってる。

ちなみに、入れ替え技は鬼人化【獣】じゃなくて、普通の鬼人化を選んでるんだ。脚が速くて手数を出せる、って理由もあるんだけど、一番大きい理由はこっちの鬼人化には属性ダメージに+35%の補正が入ってるからなんだ。

武器スロ属会珠 鋼龍の魂
カイザーXクラウン火炎珠*2 (耐絶珠)
メルゼメイル剛刃珠 (耐衝珠)
ゼクスアーム属会珠II【4】 (耐絶珠)
冥淵纏鎧イレウーラ研磨珠III【4】
斉天ノ具足・真火炎珠*3
護石剛刃研磨2 痛撃珠 (抜刀術【力】2)

剛刃研磨で紫ゲージをキープしつつ、弱点特効と見切りで弱点会心率65%にして、超会心3と会心撃【属性】でダメージを出してく感じの構成なんだ。連撃3が付いてるから、属性値はほぼ常時+12されてるよ。

研磨珠IIIよりも属性珠IIIの方が軽かったり、いろいろ思うところはあるけど、現状取り合えず問題ないかな、って思ってる。ざるたんは安全に生きていきたいから胴をメルゼにしてるけど、血氣が要らないなら、他の選択肢もいっぱいあるんだ。武器スロも要らなくなるね。

まとめ

属性ダメージを効率的に出すためには、モンスターの肉質を把握しておくこととか、スキル構成を考えることが欠かせないんだ。あとは、属性がプラス補正になってるモーションを抑えておいたり、双剣とか片手剣、ランス、操虫棍みたいに手数が多い武器を選んだり、強属性スラアク、強属性チャアクとかも使ってみるとよいよ。

このブログでは何度も言ってるんだけど、ゲーム内のハンターノートで肉質表を見ることが出来るから、モンスターの弱点属性だけじゃなくて、属性に弱い部位なんかも抑えておくと効率的にダメージがだせるようになるんだ。

これが活きるのは常に物理弱点を殴れるソロよりも、後ろから攻撃する機会が多いマルチなんだ。マルチやるならなんとなく覚えておくとよいよ。

属性武器と武器種の相性なんかについては↓の記事で紹介してるから、併せて参考にしてみて欲しいんだ。

【MHR:S解説】属性武器と相性の良い武器種サンブレイクで大流行の属性武器と武器種ごとの相性について解説してく記事。属性特化運用の属性武器で出せる属性ダメージを計算したり、修練場での実測値を元に解説もしてく。...

最後に

今回は、サンブレイクで息を吹き返した属性周りについて解説してきたんだ。

物理火力を上げるスキルよりも属性火力を上げるスキルの方が少ないし、デメリット付きのスキルも多いけど、上手く使いこなして属性遊びを楽しむとよいよ。肉質の把握も忘れずにね。

ただ、属性が強くなったからと言って、多頭クエに担いでく武器は本当に悩むよね。ざるたんは無理矢理毒属性武器とかを担いだりしてるよ。

そんな感じ。

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