戦国無双5

【レビュー】戦国無双5に感じた違和感とか懐かしさとか

こんにんちは。ざるたんでござる。ぞい。

ざるたんはシリーズ全プレイ系のゲームは新作が出ると必ずプレイしてしまう病気にかかっているので、今夏に発売された戦国無双5も当然プレイして参った。

PS4/XboxOne/Switch版が先にリリースされて、遅れてSteam版のリリースだったんだけど、なんとなくSteam版をチョイスしたのでござる。今思えばSwitch版で良かった気もするでござる。

ゲーム画面を使ってレビューしてる方は結構いらっしゃるので、切り口を変えてゲームモードや各種仕様などを過去作との比較をしながらレビューしていくでござる。ネタバレることもあるかも知れないんだけど、ご覚悟召されよ。

いざまいる(ござる調は疲れるのでここからは普通に書いてく)。

戦国無双シリーズとは?

戦国無双シリーズの原点はKOEIから2004年にPS2で発売されたゲーム。真・三国無双を中国から日本に持ってきた感じのゲーム。もうこの辺は詳しく説明する必要は無いと思う。

キャラクターには実在の戦国武将が選ばれてるんだけど、織田信長が魔王を自称したからか黒いオーラを纏って宙に浮いたり、伊達政宗が眼帯からビームを放ったりといい意味でめちゃくちゃだった。時間軸も良い感じにめちゃくちゃだった。

ゲーム内容はご存じの通り、操作キャラで1000人単位の敵兵を切り伏せたり、謎の衝撃波で吹き飛ばしたり、ビームで焼いたりしてストーリーを進めていく、って感じ。

その後シリーズ作が更新されるたびにキャラクターが追加になったり、新要素が追加になったり、って感じで一般的なシリーズ作の典型的な展開をしてったんだ。

キャラデザイン

これがタイトル画面。右のイケメンが織田信長さんで、左のイケメンが明智光秀さん。この二人を軸にストーリーが進んでく。

ちなみに4までの過去作ではキャラデザインの方向性はこんな感じだった。右に居る髭のおじさまが旧・織田信長さん。

今回最も賛否が分かれるのがこのキャラデザインの方向性を大きく変更したことなんじゃないかな。個人的には前のキャラデザに慣れてしまっているから、前の方が好きなんだけど、流行を取り入れたり、飽きられないための変更なのかな・・・。

戦国無双5でも後半シナリオではお髭のお兄さん、位の感じにはシフトしていくのでずっとやんちゃなイケメンではないから、大丈夫(なにが?)。

あと、声優さんもガラッと変わってるから、前作までのイメージとは全く違った感じになってる。利家さんとか半蔵さんとか光秀さんとかは変わってないんだけどね。個人的には本田忠勝役の大塚明夫さんには続投して欲しかった。

ゲームモード

メインのゲームモードはストーリーを進めてく「無双演武」と、拠点を防衛して施設強化の資源を集める「堅城演舞」の2つ。無限城みたいなやり込みモードは無い。

今作の無双演武は難易度普通位までなら特にレベル上げを挟まなくてもサクサク進めることが出来る位の感じなんだけど、それまで使ってなかった操作キャラを使わなきゃいけないステージになると、途端に相手の固さが目立つようになってくる。

無双演武は信長編・光秀編に分かれて進行してくんだけど、全ステージにこの二人をチョイス出来るわけじゃなくて、別行動してる仲間が主役のステージもあるんだ。

また、基本的にステージに出撃する武将から2人を選んで切り替えながら操作してくんだけど、二人ともそこそこに育ってて、ある程度の武器を持っていないと相手の固さに苦しんだりする感じのバランスになってる。

操作してない方の武将はマップ上の指示した地点に待機させたり、仲間の武将と一緒に行動させたりできるんだけど、ミッションが発生するとマップの反対端とかでもミッション地点に向かおうとしちゃうんだよね。そのたびに本陣防衛に切り替えたりするのが地味に面倒。

以前のシリーズでは主に武将一人一人に5ステージ位のストーリーがあって、操作キャラはずっと一人だったから、はじめにフリーモードで育てて、あとはクリアまで突っ走る感じで進められたんだけど、今作はそうは行かないんだ。

個人的には一人一人に焦点が当たってるシナリオの方が好きだったなぁ。蹴鞠を広めるために戦争する今川義元とか楽しかった。

そこで未使用キャラのレベルを上げるために使えるのが堅城演舞。無双演武でも一度クリアしたステージは模擬演武としてキャラクターの制限なしでプレイできるんだけど、開門待ちとか奇襲阻止とか面倒なのでこっちで育てる方が良いと思う。後述の施設強化のために素材も必要になるしね。

シナリオ

シナリオ面に関しては今まで通り史実に則した展開ながらも、オリジナル展開もあったり、各キャラクターの思惑だったりがあって楽しめたんだ。キャラデザがアニメ調になったから今までとは違う違和感みたいなものは感じたけど、すぐに慣れたんだ。

ただ、意外な局面で意外なキャラクターがやられてしまってちょっとびっくりしたんだ。一回も使うことなく離脱していってしまったよ。動機付けって部分では仕方ない展開だとは思ったけどね。

武将数・人選

プレイアブルキャラとしての武将数はこの記事を書いてる段階で37人。前作の4が4-IIと合わせて56人(新武将除く)だから減少してる。多ければよいか、って言うとそうでもないと思うからこの辺は気にしてないんだけど、問題だと思うのは参戦してる武将の質。

ちなみにこの内27が所謂無双武将で、他の10人は固有武将って呼ばれる人たち。この辺の差は後で書いてく。

天下を取りに行った身内サイドの信長さん、秀吉さん、家康さんと、敵対した武田信玄、上杉謙信、毛利元就、明智光秀はいいんだけど、他勢力がなぜこの人選?って人が多かった。各勢力の層も薄いしね。

ざるたんはKOEIの歴史シリーズも実際の安土桃山も好きだからわかったけど、無双武将だと山中鹿之助や中村一氏、弥助辺りは知らない人も多そう。蘭丸どこ?家康さんとキャラ被るからいなくなっちゃったのかな・・・。

固有武将でも弟の信行(信勝)はとにかく、岡部元信とか三淵藤英とかはわからない人がほとんどなんじゃないかな。なんでこの人選になったんだろう。

信長さんが本能寺に倒れるところまでがストーリーだから、シリーズで主役級の扱いを受けてた真田幸村さん達の大阪の陣・関ケ原世代は出てこないのもキャラ数が少なくなった原因なんじゃないかな。仕方なし。

足利将軍家が絡むストーリーなんだから、三淵藤英だけじゃなくて弟の細川藤孝とかも出して欲しかったし、謙信さんに部下が一人も居ないのもアレだから柿崎景家位は追加してもよかったのかも。毛利は4人も居るのにね。

さらにストーリー後半になってくると、そこまでのストーリーで倒れた方々は当然出てこなくなるので、更にキャラ数が少なくなってしまうんだ。そこは残念だと思った。

武将強化

武将には、以前のシリーズ同様にステージ中に得た経験値やストック経験値を割り振ることで上がるレベルと、ステージ中に使用した武器の熟練度とストック熟練度を割り振って上げる武器熟練度、そして、技能ポイントを割り振って取得する技能があるんだ。

レベルは基本能力値に影響して、単純に上がれば上がるほど強くなる。

武器熟練度はその武器を使う上手さみたいなもので、これが低いと武器技能をいっぱい付けた武器が装備できなくなる。FEの武器レベル的な感じ。

技能ポイントは武将ごとに固有の家紋を模したFF10のスフィア盤的なやつであげてく。取得した技能とつながったところの技能だけ取得出来るのと、レベル制限技能とかもあるので、いきなり強力な閃技を取得したりすることは出来ない。

同じレベルでも技能の取得状況によって移動速度や攻撃力に大分大きい差が付くので結構面白いと感じたんだ。

武器

無双シリーズの醍醐味と言えば強い武器を集めたり、武器を強化したりすることだと思うんだけど、今回にもそのシステムは実装されてるんだ。戦国シリーズよりも無双OROCHIシリーズに近い感じで強化したりしてく。

ただ、この武器についてがちょっぴり残念ポイントなんだ。と言うのも、今作では武将が37人に対して武器が15種類なんだ。どういうことかと言うと、各武将の固有武器と言う概念が廃止されて、各武将の得意武器って感じに置き換わってる。

家康さんも謎のガンランスじゃなくて双剣使いになってるし、長政様もランスじゃなくて刀になってイメチェンしてる。なお、剣玉は折り紙になった。

例えば、画像の大太刀は信長さんの固有武器じゃなくて、得意武器。他には謙信さんの得意武器でもある。そして、武器はプレイアブルキャラ全員で共有できるんだ。しかも得意武器以外も装備することは出来るんだよね。

得意武器を使うメリットは固有チャージ攻撃が出せる、ってこと。それ以外のモーションはコンパチ。使いまわし。剣の道を極めようとして生きてきた光秀さんと逃げることしか出来なくなった将軍の義昭公も固有チャージ以外は同じモーション。うん。残念。

戦闘面では固有チャージが強くて、それを頻発するから個性は出てるんだけどね。

あと、さっき言ってた無双武将と固有武将の差なんだけど、固有武将には専用のチャージ攻撃が存在しない。無双奥義・皆伝のフィニッシュ一枚絵も表示されない。うん。残念。

そして、武器のレベルとかレア度に相当するものが、基本2段階+ユニーク武器しか存在しない。そして、武器のスロットは追加されない。武器を分解するときに技能はストックされて、技能のレベル上げはお金だけで出来る。

これがなにを意味するかと言うと、スロットが8個空いてる武器を入手して、拾った武器を片っ端からばらして技能を付ければ最強武器が作れる、ってこと。さらに武器は一度だけ武器種を変更できる。

例えばレアな方のスロットが8個空いた大太刀を3本持ってたとしたら、その内1本をカスタムして大太刀として使用して、残りの2本を槍と刀に変換して使うことが出来るんだ。そして、武将の武器熟練度が上がった時の報酬でレア8スロは一杯手に入る。

難易度やさしいでも結構ドロップするし、なんならよろず屋さんで買えたりもする。高難易度にチャレンジするメリットがなんにも感じられない。ユニーク武器を拾いに行く位かな。

閃技・道具・軍馬

閃技って言うのは無双奥義以外の特殊攻撃でそれぞれの武将に4つまでセットして自由なタイミングで使える技なんだ。広範囲攻撃だったり、槍衾とか盾持ちの敵とかに有効な攻撃だったり、バフをかけたりっていろいろな種類がある。一回使うとクールタイムに入って、しばらく経つとまた使えるようになるんだ。これは面白いと思う。

今までのシリーズではランダムドロップだったり道端の箱とか壊すと入手出来たアイテムは、今回は事前に装備して持ち込む制度になってる。

好きなタイミングで使用できるんだけど、一回しか使えないから使いどころに悩んでる宇井にステージクリアしがち。

馬は可愛い。今作でも大きな変更はないポイント。装備しておけば屋外戦闘なら戦闘開始時に騎乗した状態で始まるし、ボタン一つでどこにでも飛んできてくれる。

天舞神速属性騎乗攻撃が異常に強かったOROCHIと比べると騎乗攻撃は弱いので専ら移動用なんだけど、移動も神速攻撃連発の方が速かったりするし非常に微妙。

施設強化と資源

戦国無双5のインターステージ部分は居城に居るってことになってて、居城にある施設を使って戦闘準備が出来るんだ。

施設には道場・鍛冶屋・よろず屋・厩の4種類があるんだ。

道場ではストック経験値を使ってレベルを上げたり、武器熟練度を上げたり、装備を変えたり出来る。

鍛冶屋では、武器の属性を付けたり、武器をバラしたり、武器種変更が出来る。

よろず屋では武器とか装備アイテムとか資源とか武器錬成素材とかストック経験値が買える。

厩では馬を買ったり、売ったり、経験値とか技能にして他の馬に吸収させたりできる。

って感じで、まあ今までの無双シリーズと大差ない感じに仕上がってる。ストック経験値買えるけど・・・。そして、施設にはそれぞれLv.1~Lv.5のレベルがあるんだ。

施設レベルが上がれば、レアなものが買えたり作れたり、ストックレベルアップの上限が開放されたり、馬が可愛かったりするんだ。この施設レベルを上げるのに必要なのが資源、ってやつでこれは堅城演舞で手に入る。

ここで注目したいのが、必要資源の量。資源には木材・鉱石・織布の3種類が存在して、それぞれの施設で必要なバランスが違うんだ。

で、こっちの画像が堅城演舞の予定報酬、獲得資源ってところが獲得できる標準の数。

厩Lv.4→Lv.5に必要な木材が855で木材が一番多く入手出来る堅城演舞の最終ステージの予定個数が23個。単純計算で38回。同じステージを38回。実際には評価がSなら表示の1.5倍の資源が入手できるからもっと少なくなるんだけど、周回回数はヤヴァイことになるんだ。

一回5分位で終わるんだけど、堅城演舞はストーリーもなく、結構単純な構成だから飽きが来るんだよね。ちなみに、さっきのは厩だけで木材855個なので、他の施設も強化するには同程度の個数の他の資源を要求されるんだ。結構きっちぃす。

戦闘バランス・プレイ感

戦闘バランスはおおむね良好だと思っているんだ。ただ、S評価を目指し始めると、どのステージもルーティーンに陥りがちかも知れない。

基本的に移動には馬ではなく、神速攻撃を使って、撃破数とコンボ数を稼ぐ。仲間と交戦中の武将に近づくと大抵ミッションが発生するから武将を倒す、大体仲間が調子に乗って進軍したり、工作兵長が出陣すると敵の伏兵が出てくるからそっちに向かって伏兵撃破、って感じになる。

操作していない方のキャラに護衛させておけば、ミッション発生したときには交戦状態になってるので、速攻撃破って感じになる。どのステージも似たような感じ。だけど、無双シリーズって基本的にそんなもんだと思うからワンパターンで飽きるとか、つまらないとは思わない。

処理に関してはSteam版だからかも知れないけど、狭い砦内に閉じ込められて200人撃破せよ、的なわっちゃわちゃな局面でも処理落ちとかちらつきとかも起こらない。

最後に

戦国無双5は、いままでの戦国無双とは絵柄もシステムも大きく変わったので、結構評価が割れてると思うんだ。個人的には今までの絵柄とシステムの方が好きだったけど、これはこれで楽しめたので良かったかな。

どっちかと言うと、シリーズ未経験の人の方が変なこだわりなく楽しめると思う。もちろん爽快感はしっかりあるから、シリーズ経験者も楽しめると思うけどね。

プレイしてて気付いたのは、今までのシリーズは全員の無双演武をクリアしてからが作業ゲーって感じだったけど、今作は堅城演舞・施設強化が開放された瞬間から作業ゲーに突入するので、大分タイミングが速いってところ。

これは実は悪いことじゃなくて、無双シリーズってこの作業感が楽しかったんじゃないか、って思い出したんだ。ありがとう。マイナスに感じる面も少なくなかったけど、新しい無双を楽しめたので個人的には悪くないと思ったよ。

あと、今作では2人の武将をスイッチしながら戦うんだけど、2人プレイではそれぞれの武将を担当して常時操作できるんだ。高難度の無双演武や特に堅城演舞では2人プレイの方が大分有利になる。

プレイする時はクロスプレイには対応してないから、自分の周りのプレイヤー傾向を考えてハードを選んだ方が良いと思うんだ。

そんな感じ。

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