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ゲーマー系エンジニアが教えるゲーミングモニターの選び方

こんにちは、ざるたんですぞい。

4K解像度のゲーミングモニターとか、ハイリフレッシュレートのゲーミングモニターとかの話題を見聞きすると、技術の進歩は凄いんだな、って思っているよ。そして、選択肢が豊富にあるのは良いことだよね。

どんなものでもそうだけど、一番いいのを頼む、ってなると結構良いお値段になるし、かといってせっかくきれいなグラフィックを万全な状態で楽しめないのも嫌だし・・・。

って葛藤はあると思うんだよね。

そんなわけで、今回はゲームに使うモニターについて選び方なんかを考えていってみようと思うんだ。

れつご。

モニターとは?

ここで言うモニターって言うのは、パソコンとかゲーム機を繋ぐ画面のこと。大きさも様々だし、画質も様々なものがあるんだ。

広義で言えばテレビもモニターの一種だよね。

テレビにも画面サイズとか、入力端子の数とか、Android OS搭載とかいろんな種類があるし、一般的なゲームだったらこれで十分に楽しめるんだ。家庭用ゲーム機はテレビでプレイしてる人がほとんどだと思うんだよね。

ゲーミングモニターとは?

じゃあ、ゲーミングモニターって書いて売ってる機種じゃないとゲームできないのか、と聞かれると答えはNO。別に普通のディスプレイとかテレビでもゲームは出来るんだ。

それじゃゲーミングモニターとやらは、どこら辺がゲーミングなんだろう。って言うのをここから解説してくんだ。

リフレッシュレートが高い

普通のモニターとゲーミングモニターの一番の違いはこのリフレッシュレート。

リフレッシュレートって言うのは、1秒間に何回画面を書き換えることが出来るかを表す数字で、単位はFPS(Frames Per Second)。

この数字が大きければ大きいほど、速い動きのものがブレずに描写できるんだ。一般的なディスプレイは30~60FPS位、ゲーミングモニターは120~240FPS位が多いかな。

後は、モニターの応答速度も高い製品が多いよね。応答速度とは書き換え信号がモニターに到達してから、実際に書き換わるまでの速度のことで、まあ単純に速ければ速いほどよいんだ。

謎に光る

ゲーミングって付く製品群の共通する特徴として、謎に光るLEDを搭載してる製品が多い。

ディスプレイだと、画面の表面を光らせるわけにはいかないから、裏側とかを光らせてくる製品があるんだ。当然光らないのもあるけど。

以上

えっ?って思うかも知れないけど、ゲーミングモニターに特有の特徴は高リフレッシュレートで応答が速い、場合によっては光るってところだけなんだ。

一応、FPS(First-Person Shooter)に便利な拡大機能とか、センターポイント表示機能とかが付いてる機種もあるんだけど、本質的な性能差は2点で、モニター自体の特徴はリフレッシュレートが高いものが多い、ってところだけなんだ。

ゲーミングモニターの選び方

そんなわけで、特徴らしい特徴も挙げられないまま、ここからはゲーミングモニターの選び方なんかを考えていくことにする。

ざるたんは謎に光る要素に関しては、必要性を感じていないので無視してく。

サイズ

まずはモニター本体のサイズについて考えてく。忘れがちだけど最重要。

一般的な16:9のワイドディスプレイでは24インチ位のサイズと27インチサイズ辺りが主流なのかな。32インチってなると途端に大きくなるよね。

あ、このサイズはモニターの対角線の長さを表したサイズ表記なんだ。21インチ→42インチだと縦が倍、横も倍で面積は4倍になる。

モニターサイズはモニターとの距離を基に選ぶのが良いんだ。設置位置と離れたところから操作するなら大きいディスプレイ、近いところなら小さいディスプレイって感じ。画面との距離が1m位なら27インチ、それより近いなら24インチが良いんじゃないかな。

あんまり大きすぎるとフルスクリーン表示したときに、人間の視点の動きが大きくなるから、スピード感を求められるゲームでは不利になるよね。その昔、プロジェクターとスクリーンを使ってウイニングイレブン大会をしたんだけど、画面下のレーダーがまともに見れない状態になってグダグダになったよ。

曲面ディスプレイも数が揃ってきたけど、画面の曲面に合った距離からじゃないとキレイに見れないし、21:9ってワイド感もゲーム以外の用途にも使うのなら使いづらいんじゃないかな・・・。

画面解像度

画面解像度って言うのは、どれだけ細かい部分まで正確に映像を再生できるか、って数字。数字が大きければ大きいほど高性能で、細かい部分まで描画される。

一般的なものを表にしてみる。それぞれ横×縦のピクセル数。

FHD(フルHD)1920*1080
WQHD2560*1440
4k(UHD)3840*2160

4k4k騒がれてる現在も主力はFHD。24インチディスプレイならフルHDで十分だと思ってる。27インチならWQHDとか4kも良いと思うんだ。ちなみに、ざるたんは27インチのWQHDを使ってる。

注意点はグラフィックボードの性能も考えて選ぶべし、ってところ。

4kディスプレイはフルHD4枚分の情報量を出力するから当然グラフィックボードにかかる負担も大きいんだ。

この2枚の画像はFFXVベンチをざるたんマシンで回したときのスクショで、上がフルHD、下が4k解像度の結果。スコアが倍近く違うんだ。ちなみにグラボはRTX3080Ti。平均フレームレートも当然倍近く違う。

グラボもセットで考えないと、せっかくの高解像度モニターでもグラボの性能不足でカックカクになったり、グラボの限界に合わせるとモニターの表示解像度を落としてプレイする羽目になるんだ。

リフレッシュレート

ゲーミングモニターをゲーミングモニターとしてる要素。これもグラフィックボードの性能を考えた方が良いやつなんだ。

上の画像はざるたんマシンでCoD:BOCWのゾンビモードを遊んでるときの。画像が小さいから見づらいけど、WQHD解像度で145FPSになってる。と言うか、してる。

CoDは描写に対して色んな設定が出来て、水面がキレイに表示出来たり、光源からの影の落ち方なんかを現実世界に近づけたり出来るんだけど、当然グラフィック処理が重くなってFPSが落ちるんだ。だから、それらの機能をいろいろOFFにしながら、145FPSで安定するところに設定したんだ。モニターが144FPSだからなんとなくそれに合わせてる。

ざるたんはFPSガチ勢ではないので、そんなにこだわりはないんだけど、少しでもリフレッシュレートを上げたいなら、解像度はFHDに落とした方がよいんだろうね。

個人的な感想では、30FPS→60FPSへの変化が最も感動したんだよね。60FPS→120,144FPSでも大きな変化を感じたんだ。電気屋さんで観た144→240FPSは違いを感じられなかったんだ。

プレイするゲームのジャンルにもよるけど、おすすめなのは120~144Hz程度のモニターかな。デスクトップ上でマウスのポインタをグワングワン動かしてる状態が最も高リフレッシュレートを体感できると思うよ。

ディスプレイ応答速度

ディスプレイ応答速度って言うのは、画面の書き換え信号がディスプレイに到着してから実際に書き換わるまでの速度のこと。これが遅いと前のコマ(フレーム)の残像が残ってしまって、画面がぼやけてしまうんだ。

表示はGtoGとかMPRTって書かれてたりするけど、この辺は気にしなくてよいんだ。この速度はms(ミリ秒=1/1000秒)で表されてる。

さて、例えばフレームレート144FPSの映像をリフレッシュレート144FPSのモニターで表示するときに、1フレームは何秒間表示されてるのだろう、って考えてみるんだ。

すると1/144秒≒0.00694秒、つまり6.9msってことになる。240FPSなら4.1msだね。

もし応答速度がこの数字よりも遅かったら・・・、って考えると、次の書き換え命令が来てるのに、まだ前の画像を消せていない状態、ってことになるから当然画面がぼやけてしまうんだ。メーカーは当然自社が有利な条件で測定した数字を表示してくるんだけど、高リフレッシュレートモニターを選ぶならこの数字も忘れずに確認した方が良いんだ。

近年のゲーミングモニターでは1ms以下のものが多いので、それらを選んでおけば間違いないんだ。

ディスプレイパネル

ディスプレイパネルって言うのは液晶の方式のこと。「TN」、「IPS」、「VA」ってやつらが居る。構造とか原理に関しては気にしなくてよいんだけど、それぞれ特徴があるから超簡単に紹介してく。

TN (Twisted Nematic)

ひと昔前はゲーミングモニターと言えばTNパネルだったんだ。と言うのも、比較的安価で、応答速度が速くてリフレッシュレートを高くしやすいから。

弱点は視野角が狭くて、色がキレイに出ないこと。

小型のディスプレイでは気にならないかも知れないけど、大型のディスプレイになると、中央から外れた端っこの方がちゃんと見えなくなったりする。

IPS(In-Plane Switching)

細胞じゃない方のIPS。現在はこっちが主流じゃないかな。視野角が広くて、色がキレイに出るのが特徴。

弱点は描画速度とリフレッシュレートの遅さ。だったんだけど、技術の進歩と言うのは凄いもので、現在は十分なリフレッシュレートと応答速度を持ったIPSパネルが多いんだ。

ただ、その分TNパネルよりも価格が高くなりがちなんだよね。でもゲームだけに使うわけじゃないならIPSがオススメなんだ。

VA(Vertical Alignment)

名前が一番かっこいいのがVAパネル。バーティカルアライメント。

液晶の光漏れが少ないみたいで、黒の表現がキレイなパネル。ただ、応答速度がイマイチって弱点があるんだ。あと高価。

PC用のディスプレイとしてはあんまり見かけないけど、液晶テレビにはよく使われてるパネルなんだ。

表面加工

ガラスっぽくてつやっとしてるグレアとマットなテイストのノングレアがあるんだ。

好みの問題でもあるんだけど、表面で反射が起きないノングレアの方が目が疲れないような気がするんだ。

あと、グレア液晶は画面がブラックアウトした時に自分にそっくりな人間の疲れた顔が表示されるから、精神的にクルものがあるんだ。

モニターの位置調整機能

個人的には、リフレッシュレートよりも優先したい項目。

モニターアームを使ってる人はそんなに気にしなくてもよいんだけど、ざるたんはモニターを机の面に出来るだけ近いところまで下げて使いたいんだ。ノートPCみたいな感じが理想。

メインのデスクでは、サブディスプレイをモニターアームで浮かせて使ってるんだけど、ゲーム用のPCではモニターを机に直置きで使ってるんだ。だから、本体の位置調整機能がとっても大切。

固定式の脚が付いてるモニターなんかは、画面位置を下げられなかったり、角度が付けられなかったりするんだ。これは不便。直置きユーザーはここもチェックしておくとよいよ。

接続端子

見落としがちな接続端子にも要注意なんだ。

大体のモニターはHDMIとDisplay Portの両方に対応してるんだけど、HDMIが2.1じゃなかったり、PC以外とも繋ぐなら端子数なんかもチェックしておきたいところなんだ。

USBハブ機能を持ったディスプレイとかもあるから、有線接続のキーボードやマウスを使ってる人は確認しておくと便利に使えるかも知れないね。

イヤホン端子があれば、スピーカーとかをディスプレイに接続できるから配線がコンパクトにまとまったりするよ。

画質調整機能

基本的な色調補正から、ゲームに最適化されたプリセットモードなんかも搭載されてるモニターもあるんだ。

正直ざるたんはそこまでこだわりを持っていないんだけど、色味がおかしく見える状態をなんとか出来ると嬉しいよね。

HDR対応

HDRはHigh Dynamic Rangeの略で、映像内の明るさの幅が大きく取られてて明るいところはより明るく、暗いところがより暗くって感じに見ることが出来る規格なんだ。

これに対応してるモニターでは、対応してるゲームをよりキレイなグラフィックでプレイ出来るんだ。具体的な規格のHDR10とかって書いてあることが多いよ。

最大輝度

モニターが表現できる最大の明るさを表しているのが最大輝度なんだ。HDRに対応しててもこれが低いと全体的に暗いモニターになっちゃうんだよね。正確に言うとバックライトの輝度なんだけど、どちらにせよ、大きい数字の方が明るいんだ。

あんまり明るすぎても、って思うかも知れないんだけど、通常モニターは明るさ調整が出来るんだ。だから明るさを下げることは出来るんだよね。でも、最大輝度以上の明るさまで上げることは出来ないから、ある程度高いものを選んだ方が良いんだ。

明るい部屋でゲームをやるのなら、大体250cd/㎡~位の製品なら問題ないんだ。日光が直接当たるような状況ならこれじゃ足りないかも知れないけど、カーテンとか使うと良いと思うよ。

明るいところと暗いところの差を表すコントラスト比も気になるとは思うけど、測定条件がまちまちだから単純な比較は出来ないんだ。これは実物を見て見ないとなんとも言えないね。

オススメのゲーミングモニター

ここまでの条件を踏まえて、おすすめのゲーミングモニターをいくつか挙げていってみるんだ。24~27インチでそれぞれ4k、WQHD、フルHDを1つずつ紹介してくよ。

ざるたんはずっとASUSのモニターを使ってるから、今回はASUSばっかりになってるんだけど、他のメーカー製でも基本的なスペックは共通だし、選び方は変わらないんだ。

ASUS ROG STRIX XG27UQ

ASUSのゲーマー共和国製、27インチの4kモニターなんだ。リフレッシュレートは144Hzだよ。4kでゲームがしたい人にオススメなんだ。

パネルサイズ27インチ
最大解像度3840×2160
リフレッシュレート(最大)144Hz
パネル種類IPS
表面仕様ノングレア
輝度 (標準)350cd/㎡
応答速度1ms MPRT
HDRHDR10
DisplayPort 1.4x 2
HDMI(v2.0)x 2
高さ調整0~120mm
スピーカーNo

ざっくりとスペックを並べるとこんな感じ。いろいろ全部満たしてくれそうな感じだよね。あとはグラボと財布と相談って感じかな。ざるたんが断念したモニターだったりするよ。

注意点はモニター本体にスピーカーが搭載されてない、ってところ。イヤホンジャックはあるから、スピーカーを用意すれば出力出来るんだけど、注意するんだ。

ASUS TUF Gaming VG27AQ

こっちはASUSのタフなゲーム用ブランド。27インチ1440p(WQHD)モニターなんだ。

パネルサイズ27インチ
最大解像度2560×1440
リフレッシュレート(最大)165Hz
パネル種類IPS
表面仕様ノングレア
輝度 (標準)350cd/㎡
応答速度1ms MPRT
HDRHDR10
DisplayPort 1.2x 1
HDMI(v2.0)x 2
高さ調整0~130mm

ざるたんが使ってるのはこのモニター。リフレッシュレートは通常144Hzで、オーバークロックって言う機能を使うと165Hzまで出るんだ。ざるたんは144Hzで使ってるけど。

WQHDでゲームをするには十分なスペックなんだよね。スピーカーも付いてるけど、音楽とかを聴くのには向かないんだ。音が出るよ、ってだけだと思った方がよいよ。

 

ASUS TUF Gaming VG249Q1A-J

これは↑の23.8(≒24)インチ、フルHDバージョンなんだ。

パネルサイズ23.8インチ
最大解像度1920×1080
リフレッシュレート(最大)165Hz
パネル種類IPS
表面仕様ノングレア
輝度 (標準)250cd/㎡
応答速度1ms MPRT
HDRNo
DisplayPortx 1
HDMIx 2
高さ調整No

HDRに対応してなかったり、高さ調整が出来なかったり、最大輝度がちょっと低かったりするんだけど、それ以外の部分は上位機種と大差ない感じになってるんだ。

 

最後に

今回はゲーミングモニターの特徴と選び方のコツ的なものを紹介してみたんだ。

4kモニターの導入に踏み切れないまま、時代は8kになろうとしている気がしてならないんだけど、現状はWQHDで全然満足してるんだ。そんなに目がいいわけじゃないしね。

ディスプレイの良し悪しは自宅のデスクにおいてみないと中々判断が難しいんだよね。電気屋さんとかで見ても、自宅より明るいし、落ち着いて見れないし、って感じで難しい。

選ぶのは難しいけど、ゲーミングPCのグラフィック性能を活かすも殺すもモニター次第だから、ここは良いものを使っていきたいところなんだ。最大限悩んでいいものを使いたいところだよね。

そんな感じ。

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