こんにちは、何か最近交戦距離を意識したり、エイムボタンと射撃ボタンを同時に押すことを意識したら撃ち勝てることが増えた気がしてるざるたんですよい。よい。
CoDに限らず、FPSゲーム全般でよく言われる「芋」って言葉。どんな意味かと言うと、マップ内の特定の強ポジションに籠って、近くに来た相手を撃ったり、そこから定点攻撃で見える範囲の相手だけを攻撃するプレイスタイルのことを指すんだ。
1つの通路をずっと監視してるスナイパーさんとか、強ポから定点してるLMGさんとか、建物の角に住んでるショットガンさんのことなんかを指したりすることが多いんだけど、同じ建物の窓からずっと見てるARさんとか、通路の脇にずっと伏せて待ってるSMGさんもこれに当たると思うんだ。
今回は、芋プレイの何が悪いのか、ってことについて考えてくんだ。
よろしくれっつご。
芋は誰に迷惑なのか
お芋さんにはヘイトが凄いんだけど、誰からのヘイトか、ってことを考えてみるんだ。
相手プレイヤーにお芋さんが居た場合、1つの通路が実質塞がれたり、投げものが切れた状態では入れない家が出来たり、って感じでストレスに感じることも多いんじゃないかな。携帯型の壁使って、角地に自分のおうちを作ってるプレイヤーも結構見かけるよね。
ただ、それこそ投げものとか、別の道を使うとかいろいろ対策はあるんだ。
お芋さんが一番迷惑をかけちゃうのは味方プレイヤーに対してだと思うんだよね。
オブジェクトルールの芋
ハードポイントとかドミネーションとかの拠点を取り合うゲームルールを考えてみるんだ。
お芋さんは基本的に自分の決めたポイントから移動しないから、拠点を取りに行くプレイヤーの頭数が減っちゃうことがまず問題になるんだよね。チームに1人お芋さんが居たら、常に5vs6で拠点の取り合いをやってる状況。これは仲間が不利になっちゃうんだ。
勿論、相手のリス地から拠点までの道を監視してれば、拠点の防衛に貢献してる、って言えるんだけど、B旗取られた状況のドミネーションで、初期リス近くの小屋に立て籠もってたら、なんにも良いことないよね。
特に初期リス近くに閉じこもってると、相手にB旗よりも低い位置に追い込まれちゃうから、リスポーンする位置が固定されちゃう危険性があるんだよね。そうなると悪夢のリス狩り祭が開催されちゃう恐れがあるんだ。
目に見える実力差がある場合、ここから出ていくとやられる、って思いが強いから気が付くと全員AorC旗を全員で守るゲームになりがちなんだけど、B旗取り返す気が無いなら敗北確定になっちゃうんだ。ざるたんはへたくそながらに相手が上手くてもなんとかあがこうよ、って思ってるよ。
ハードポイントは時間経過と共に地点が移動してくから、地点の残り時間が短くなったら次の地点に移動しつつ、有利なリスを取りに行ったりするんだ。マップによっては芋ってる位置は全く戦場とは関係のない位置になるし、そこを通る相手プレイヤーも射なかったりするから、完全に静かな余生状態。
更には、一か所に数人引きこもってると仲間のリスはその近くになっちゃうから、相手の前線を崩しても有利リスが取れなかったりするんだよね。
チームデスマッチの芋
チームデスマッチでは仲間がどこに芋っていようが、戦績さえ上げてくれてれば文句ない、って思うかも知れないんだけど、初期リス近くの芋はそうは行かないんだ。
勿論、マップセンター近くの小屋とかに住んでる場合には、そんなに迷惑になることは少ないんだけど、マップの端っこの方で芋ってると、仲間のリスがそっち側の角に集中して、相手に押し込まれちゃう原因になるんだ。
沸いたら最後方の小屋裏にいて、その小屋の前まで相手が詰めてきてるとかいう状況では、大体小屋に住んでる仲間がいる。それも多い時には2.3人共同生活をしてる。街に繰り出して奇跡的に勝てれば押し返せるし、順当に全滅すれば反対側で沸けるのに、って思う。
リスポーンについて
プレイヤーがデスした後に、再出現することをリスポーンって言うんだ。ここまでなんの前置きもなくリスとかリスポーンって言ってることに気付いた。
マップによってリスポーン候補地はいくつかあって、いくつかの法則に従って決定されてるんだ。
まずは、仲間の後ろのポイントで沸く、ってこと。急に敵の真ん中で沸いたりすることは原則的には無い。いや、MW2では敵の真ん中で沸くことも多いような気がするけど、原則的には敵の視界の中で沸いたり、ってことはあんまりないハズなんだ。
たまにタイミングが噛み合うと、裏取りを成功させたプレイヤーの更に裏で沸くことがあるんだ。自分が裏取った時にもやられることがある。
ドミネーションでは、AかCの自分たちのチームが持ってる旗の近くで沸く。A・Cの2点取りになると、どこで沸くか本当にわからない。大体どっちかの旗の近くで沸くんだけど、酷い時にはどの旗からも遠いところで沸いたりする。
後は、チームデスマッチとかハードポイントでは基本的には相手のリスポーン地の対角線上にリスポーンするんだ。マップの端と端って感じで、基本的にはリス直後に接敵することは少ない、ハズなんだ。
ただ、法則が崩れることも多々あって、原因不明で相手の前線にリスポーンしちゃうこともあるし、どこだか解らないレベルのマップ端でリスポーンすることもあるんだ。酷い時には自分をキルしたプレイヤーの目の前で沸くこともあったりする。今後修正されてくんじゃないかな、って思ってる。
リス固定
相手がパーティーじゃないなら、ほとんどドミネーションとチームデスマッチ・キルコンファームでしか起こらないんだけど、こっちのリスポーン優先度が高い位置を片っ端から潰されてると、さっきの小屋裏とか、ビル街の駐車場の端っことかで沸き続けることになるんだ。
例えば、ドミネーションでBCの2点取りをされてる状態だと、基本的にはA旗近くで沸くんだ。相手の前線がAとBの中間あたりまで上がってると、A旗の後方で沸くことになる。相手が更に前線を上げると反対側のC旗近くに沸きなおして、AとCの交換、って感じになるんだけど、上手いこと噛み合っちゃうと延々とAの裏で沸き続けることになるんだ。
こうなると、抜け出すためには何とかして相手の前線を崩す必要があるんだよね。
ただ、この状況になる前には結構スコアが離されてることも多くて、それを原因として仲間が家から出てこなくなっちゃったりとか、マッチから抜けちゃったりもするから、終わりの始まり、って感じになるんだ。
チームデスマッチとかキルコンファームでも、マップの中央から押し込まれてる状態では似たようなリスになりがちで、裏で沸いてくる建物を相手全員が眺めてる状態になったりしちゃうと終わりが始まるんだ。変な位置で沸いたらリス直後でも気を付ける癖をつけるとよいよ。
お芋さんの感染
正直、1人居場所が変わらなくてもオブジェクトルールじゃなければそんなに影響はないんだ。ただ、相手に押し込まれてる状況では芋は人に伝染するんだ。
相手が詰めてきてこっちを監視してるから、建物の窓からちょこちょこ外をうかがうことしか出来ないプレイヤー、って言うのが最初はきっと1人だったりするんだよね。ただ、一人窓からお外を眺めてると、隣の窓とかドアとかにも外を眺める人が出てくるんだ。
2人お外を眺めてる状態で繰り出しても4vs6になるから、って理由で、他の人たちも消極的になっちゃうんだよね。いや、ざるたんも下手くそだから気持ちは解るんだ。出ていくとやられる、出て行かないくても裏を取られてやられる、ってことが見えちゃうこともある。
そうなったら、もうスタンでもスモークでもぶん投げて、意を決して出て行かないと、チーム全員、一生その建物近くで沸き続けることになっちゃうんだ。チーデスでトロフィーシステムとデプロイカバーが展開されてるのを見ると終わりを感じる。
MW2ではドリルチャージがあるから、屋内で射線が切れてれば安全、ってことは無いし、結構裏道も充実してるから、マップ隅っこの小屋に住む位なら、意を決して出ていくのが良いと思うんだ。
芋が強い状況
お芋さん自体、正面から掘りに行くと返り討ちにあいやすくてすでに厄介なんだけど、TDMとかの拠点に寄る必要のないモードでは、建物とかの侵入経路が少ない場所をガッツリ固められると相当に厳しい戦いになることがあるんだ。
野良では中々そんなことにはならないけど、以前の作品で恐らくパーティーにガチガチに固められて何もできずに時間だけが過ぎていったこともあったりしたよ。今作はトロフィーに対してDDoSがあるから、最低限投げものが全く通用しない、ってことにはならないから上手くできてるのかね?
今後実装されるシップメントみたいなマップは芋りようがないから影響は少ないんだけど、タラクって言う砂漠のマップは芋のためにあるようなマップだと思うんだ。みんな強そうな建物に閉じこもって、砂漠を監視してるから、下手に動くとやられる系。
MW2は全体的にオブジェクトが多くて、クリアリングが難しい印象があるんだ。思いもよらないところに隠れられると、全然気付かなかったりする。はじめたての頃は、「その建物入れるんだ!」とか「そこ乗れるんだ!」とか思ってたけど、もうどこから撃たれても驚かない位には覚えてきた。
ただ、足音が遠くまで聴こえて、SMGですらADSが遅い作品だから、待ってるのが強いし、先撃ちされると近距離のショットガン位しか勝ち目が無かったりするよね。だから、お芋さんが全体的に強い印象があるんだ。
更に輪をかけて、ゴーストPerkがマッチ中盤にならないと使えない、って言うのもあるんだ。中盤戦まではUAVが出てる状態だと問答無用でマップに赤点が映っちゃうんだよね。だから、相手の動向を見て待つところを切り替えるタイプのお芋さんは結構強いと思う。
移動中はゴースト有効だけど、立ち止まってるとゴースト無効、ってBoCWだったっけ?あっちの方が良かったなぁ。
芋 or ノット芋
芋とか英語圏だとキャンパーって表現は基本的にネガティブで、相手には卑怯な戦い方って認識されるし、味方にはチームに貢献していないプレイヤーって認識されたりするんだ。
ただ、しっかり待ってる状態の相手に撃ち負けたからって、なんでもかんでも芋呼ばわりするのはちょっと違うのかな、って思ってるんだ。
例えば、ドミネーションで、開幕B旗が見渡せる位置にいち早く移動して、相手の先陣をキルするために、強ポで待つのは芋じゃないと思うし、AB取り状態で、C旗方面からの道を見渡せる位置で相手が来るのを待つのも芋じゃないと思うんだ。
ハードポイントに仲間が乗ってる状態なら、そこに向かうための道を監視するために定点してるのは芋じゃないと思うし、相手が来そうな場所にしばらくエイム置いて待ってるから芋って言うのは違うと思うんだよね。まぁ、キルカメ見てもいつからそこに伏せてるか、とかはわからないから誤解されちゃうかもだけど。
そもそも、MW2は脇道とかが多くて、一本の道を眺めてるだけだと簡単に裏を取られちゃうと思うんだ。確かにレース場のピット側の通路を塞がれると厳しいけど、そこからも射線切りながら中に入れるし、基本的にはどのレーンにも横道が複数あって、他のレーンと繋がってるから、ずっと一か所を見てるのはそんなに強くは無いと思う。
狭いマップで地点付近の角と言う角にショットガンが居ると話は変わって来るけど、マップの広さに対してVと違って常に6vs6だから、相手チームのお芋さんにストレスを感じることは少ないんじゃないかな。
スナイパーさんが道を眺めてる分には光に注意すればすぐ戻れるけど、一番怖いのはマークスマンのアイアンサイトとか低倍率の光が見えないサイトだったりするよね。よくあれでロングショット当てられるな、って思う。
お芋掘りのススメ
相手に定点さんとか角待ちさんが多い時には、裏取りを狙ってみるのが良いと思うんだ。前線に出て来てる人数が少ないから、1人2人連続でキル出来れば簡単に裏に抜けられたりするんだ。
定点さんは基本的に後ろをそんなに警戒してなかったりするから、簡単にキル出来るし、角待ちさんも後ろからなら一方的に攻撃出来るんだ。ただ、角待ちさんに攻撃する時はあんまり近寄り過ぎない方がよいよ。振り向きざま1ショットで持ってかれちゃうから。
ここで効いてくるのが盾の存在なんだ。オペレーターさんはサブ武器を構えてたり、オーバーキルで2つ目のメイン武器を構えてる時に、縦を背中に背負ってるんだ。背中に背負ってる盾も構えてる時同様に弾を完全に弾く。つまり、真後ろから胴体を撃っても有効打にならないんだ。
背中の縦にセムテとかテルミをはっ付けて上げてもいいし、見えてる脚を狙ってもいいと思うけど、落ち着いて対処するんだ。
盾を背負った状態で突っ込んでくる725さんよりはよっぽど対処しやすいから、きっと大丈夫。と言うか、背中に背負ってても重量が0になるわけじゃないんだから、盾とかSRとかLMGをサブに持つと脚が遅くなる位はあっても良いと思う。
まぁ、そうなると対空用のランチャー背負ってても脚が遅くなっちゃうことになるけど・・・。
お芋掘りで一番よくないのは熱くなっちゃうことだと思うんだよね。それこそ相手の思うつぼだから冷静にやってこ。
最後に
今回は古今東西FPSでは必ず話題に上がるお芋さんについて考えてきたんだ。お芋さんは味方に迷惑をかけちゃう場合があるから、やるならチーデスで、マップの中央近くの位置でやるんだ。キルコンはコイン集めに参加しないことになっちゃうから微妙だと思う。
MW2のマップは1方向だけ見てれば大丈夫、って感じのマップが少ない印象があるから、裏を取られる前に、お外の世界で遊ぶのが良いと思うんだ。拠点に乗って相手の総攻撃を耐えるのも面白いよ。
そんな感じ。