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【MHRise解説】使い方の難しいスキル=龍気活性を説明してく

こんにちは、ざるたんです。どうもどうも。よい。

ライズの火力スキルに関しては、いろんな構成があって、みんな思い思いの構成でスキルセットを組んでたり、ネットで調べたテンプレを着てたりすると思うんだ。

Ver3.0から追加された奇しき赫耀のバルファルク防具=赫耀シリーズにも専用の火力アップスキル=龍気活性が付いてるから、選択の幅が広がったよね。

でも、この龍気活性は運用方法を間違えると火力アップに繋がらないスキルだから注意が必要なんだ。

そんなわけで、今回は使い方の難しいスキル=龍気活性について説明してく。

ごー。

龍気活性とは?

龍気活性は赫耀シリーズの各部位にのみスキルポイントが振られてる最大レベル5のスキルで、このスキルのLv.4とLv.5では特定条件下で火力が上昇する効果があるんだ。

まずは第一の勘違いポイント。龍気活性のスキルレベル3以下には攻撃力の上昇効果はない

火力を上げたいならスキルレベル4以上で使う必要があるし、他のスキルも考えると実質Lv.5つまりフル赫耀で運用するのが基本になる。

龍気活性が発動すると特殊な龍やられを発症して龍属性以外の属性攻撃力が0になる。つまり、龍以外の属性武器との相性が悪いんだ。実質無属性と龍属性の武器限定のスキルって考え方になる。

あと、これはみんな解ってると思うんだけど、発動には体力80%以下の条件がある。80%以下になると、龍属性やられマークが出るのでわかりやすいよね。

後は、発動中は全属性耐性が50になって属性やられにならなくなるんだけど、属性攻撃のダメージを50%カット出来るわけじゃないので注意が必要なんだ。

モンスターの属性攻撃はハンターの武器と同じように物理ダメージ分と属性ダメージ分に分かれて、この属性ダメージ部分が50%カットされるだけなんだよね。それでも赫耀シリーズは元の防御力が高いからかなり固くなれるんだけどね。

龍気活性の注意点

・基本的にはレベル5で使う
・無属性or龍属性武器を使う
・体力80%以下にならないと発動しない
・属性耐性50でも油断は禁物

龍気活性でどのくらい攻撃力があがるの?

龍気活性Lv.5が発動すると武器の物理攻撃力が1.1倍になる。

Lv.5を発動させるには全身赫耀シリーズを装備する必要があるから、同時に死中に活Lv.3も発動する。これでさらに攻撃力が+20になるんだ。

この時、掛け算が入るので計算の順番が重要になってくる。

画像の武器は基礎攻撃力200、これに鳥効果の+15と爪・護符を合わせた230がステータス上の表示になってるんだ。

次に龍気活性が発動した状態のステータス。攻撃力の表示は270で元よりも40上がってる。

つまり計算順序は、1.龍気活性で武器の攻撃力を1.1倍(=220)にする。次に、2.死中に活Lv.3の攻撃力+20を加算する(=240)、爪・護符・鳥蜜の効果で+30する(=270)って感じになる。

ちなみに、赫耀シリーズをフルで着込むと同時に弱点特効Lv.3も発動するから、立ち回り次第ではもっと火力が上がることになる。

体力80%以下をキープする障害

繰り返しになるけど、龍気活性を攻撃スキルとして運用するためには、「常時体力80%以下をキープする」必要がある。ライズには体力を減らす薬系アイテムもないし、毒飯→栄養剤コンボもないので、基本的には被弾することによって体力を減らしてそれをキープすることになるんだ。

キープする邪魔になるのは、単純に体力回復ってことなので、ここからは意図せず体力が回復してしまうシチュエーションを考えていってみる。

1.マルチプレイ

マルチプレイでは粉塵とか広域化スキルでの広域回復が飛んでくることがある。ピンチの仲間がいれば広域回復で乙を避けるのは当然で、これを責めることは出来ないので、再び被弾して体力を削ることになるんだ。

また、PTに回復旋律付きの狩猟笛がいる場合には、実質的に運用不可だと思った方がよい。意識して旋律を使用しなくても3色演奏時に勝手に発動するし、有用な回復笛は他の旋律に体力継続回復も含まれてたりする。3つの攻撃手段の内2個を封印させると自分が攻撃力アップした分、笛使いの攻撃力がダウンしてしまうんだよね。

人によっては仲間が少しでも被弾したら広域回復をすることもあるから、事前に調整可能なPT以外の野良参加要請とかでは上手く運用出来ないことを覚悟しておかなくちゃいけない。

あと、絶対に広域回復した人に文句を言ってはいけない。ざるたんとの約束だよ。

2.オトモの回復

オトモのスキルで回復系が付いてる時は、別のオトモを連れてくか、オトモにお留守番をさせる必要があるんだ。

3.緑の鳥蜜

モンスターの移動を追いかけがてら高台にある鳥を回収するのは良くあることだけど、龍気活性を使ってるときにはこれにも気を付けた方が良いんだ。

ギリギリで発動させてる時限定なんだけど、緑の鳥蜜は現在値と最大値の両方をアップさせる効果があるから、状況によっては現在値/最大値が80%を超えてしまう場合があるんだ。

4.寒冷群島のイカ墨

寒冷群島の薄く水が張ってるエリアにはイカの群れが回遊してて、触れると墨を吐きかけられて会心率が上がったり、体力が回復したりする。

モンスターにダウンラッシュかけてるときとかに突っ込んで来られると避けることも出来ず、龍気活性が剥がれてしまうのは誰もが通る道なんだ。

寒冷群島では常時発動は難しいと思った方がよいんだ。

他の攻撃スキルとの比較

それではどんな攻撃スキルも過去のものになる程に強いのか、って言うと全然そんなことは無いんだ。別の記事でも触れたけど、攻撃スキルで現状最も有効なのが攻撃Lv.7や見切りLv.7+超会心Lv.3になるんだ。

別の記事に書いてるから参考にしてみてね。

【MHRise解説】攻撃スキルと見切りスキルどっちが強いのか元プロハン(自称)のざるたんがMHRiseの代表的な火力スキルである攻撃と見切りを比較してく記事。計算式に基づいて確実な数値をお届けします。...

画像はさっきと同じ武器に攻撃Lv.7を付けた状態のステータス。攻撃力は260ってなってる。これは、元の攻撃力200に攻撃7で武器攻撃力1.1倍+10(230)、爪護符鳥で+30(260)って計算になる。

攻撃スキルには発動条件が無いので、常時攻撃力が260になるんだ。対して龍気活性は体力が80%以下の時に限って270ってなるから、この10差と発動条件を考えた時にどう考えるか、ってところになってくるんだ。差は10なんだけど、割合の差は約3.8%ってところも重要なんだよね。

また、忘れちゃいけないのが、龍以外の属性攻撃力が0になる、ってポイント。ライズでは属性攻撃が重視されてないけど、攻撃力が10しか違わないなら、属性が通る相手なら逆転の可能性は大いにあるんだ。

余談だけど、攻撃7と龍気活性5は両立することが出来る。この時は攻撃力は200→302と大幅アップするんだけど、他のスキルを大分切らなきゃいけないから、ロマン構成になるかな。

計算順序は龍気活性(220)→攻撃(252)→死中に活(272)→爪護符鳥(302)って感じ。スキル要求の少ない武器種を物理特化で使うのにはいいかも知れない。斬れ味ケアも不要である必要あるけどね。

龍気活性Lv.5と攻撃Lv.7を比較して考えてみる

実際の運用を考えて、弱点特効3+超会心3を付けて、弱点部位を攻撃した時に参照される攻撃力期待値を考えてみる。

単純な火力比較

弱点特効3+超会心3は弱点攻撃時の期待値が+20%と言い換えることが出来るから、龍気活性パターンだと270*1.2=324相当、攻撃7パターンは260*1.2=312相当って感じになる。

約数を取っていくと、龍気活性が39回攻撃する間に攻撃7が41回攻撃出来れば僅差で攻撃7が上回ることになるんだ。どうだろう?思ったよりも微小な差なんじゃないかな。

発動の手間

更に、龍気活性には発動の手間があるんだ。スキルを100%使うためには開幕被弾を挟む必要がある。長期戦になれば、この差は無視できると思うんだけど、短期決戦時には無視できない差になると思うんだ。

他スキルの自由度

赫耀シリーズには合計でLv.3スロットが2つ、Lv.2スロットが3つ、Lv.1スロットが3つ空いてる。これに加えて武器スロットと護石のスキル・スロットが使えるんだけど、正直拡張性が高いとは言い難いものがあるんだ。

例えば、ガンナーで使うのには反動軽減や装填速度、ブレ抑制に必要なLv.1スロットが全然足りないし、弾強化に使うLv.3スロットも足りないので、良いお守りが無いとスキル不全に陥ってしまうんだよね。

対する攻撃7は発動方法が豊富で、例えば、レウスS腕、ジャナフS腰、ハンターS脚の三部位+装飾品1つでLv.7まで発動するんだ。この時頭・胴はフリーだし、Lv.2*2、Lv.1*2のスロットも空いてる。

今後モンスターが追加されて装備も追加されれば、高スキルポイントを持った部位が出てくる可能性は高い。そうした時にはスキル自由度の差は大きな違いになってくるんだ。

また、一部の幸運を備えてる御仁はVer3段階で、攻撃7見切り7弱特3超会心3を揃えることが出来るのもポイントなんだ。基礎攻撃力200の武器で弱点部位を攻撃した時の期待値は、さっきと同じ条件下で353.6になる。武器会心が10%を超えてる武器だとロスが出ちゃうけどね。

龍気活性装備でここまで盛るには攻撃7と合わせるしかないんだ。その時には弱点攻撃期待値が362.4になるから圧倒的なんだけど、スロットも護石枠もほぼ埋まりきるよね。

結論

発動・維持の手間はかかるけど、ソロで寒冷群島以外のマップなら確かに強力なスキルであることが解ったが、スキル自由度が高くないので一強状態とは言えない。って感じかな。

今回は斬れ味については考慮してないんだけど、龍気活性構成にはギリギリ匠&業物を採用出来るかどうか、って感じで高レベル見切りと達人芸みたいな構成は無理があるから、差は詰まると思うんだよね。

後は、赫耀シリーズは逆恨みも(自動的に)発動するんだけど、被弾してる間に攻撃できることを考えると維持が現実的じゃないので、今回は考慮してない。常に削りダメージを喰らい続けるランスソロとかだと結構変わるかも知れない。

フル赫耀のメリットは?

攻撃7と僅差の火力で発動条件付きの龍気活性は採用する価値のないスキルなのか、って言えばそうじゃないんだ。

まず、龍気活性で上昇する耐性のおかげで、全属性やられ無効の効果が得られる。これをスキルで付けようと思うとLv.2スロ*3相当なんだ。

他には赫耀シリーズの高防御力に加えて全耐性が50になるので、被ダメージが少なくなる。ってメリットがある。実はどちらかと言うと攻撃面よりも防御面に優れた構成なんだ。

最高の防御性能に最高クラスの攻撃性能が合わさってるから、採用出来る武器種と武器が限られるものの、総合的に考えてソロで寒冷群島以外のマップなら、かなり強い装備って言うことが出来るんだ。

簡単な発動方法

龍気活性を最も有効に使うためには体力が80%ジャストで、行動に制限がかからない状態にする必要があるんだ。大きな攻撃を貰ってから回復薬を回避でキャンセルとかが一般的な方法なんだ。

でも、もっと簡単に発動、維持する方法があるんだ。

それは、火属性やられを放置すること。

当然相手を選ぶんだけど、火系の攻撃に突っ込んで火属性やられになることが出来れば、あとは放置しておくだけで体力を削ってもらえる。

なによりも、体力が80%ジャストになった瞬間に火属性やられが打ち消されるから、ぴったり80%で自動減少が止まるんだ。一応減少中には逆恨みが発動するから、最低限の火力もキープ出来るんだ。これはオススメ。

最後に

なんかロクな検証もせずに最強最強うるさい人達が気になって、こんな記事を作ってみたんだ。ざるたんはスキル要求の多い武器種ばっかり使ってし、属性武器使うのが好きだから龍気活性はあんまり使ってない。

弱点特効のときも言ったけど、スキルの効果を正確に理解して運用しないと無駄にスキル枠を潰して終わるので、これを機会にちゃんと理解してもらえたら嬉しい。

【MHRise解説】理解者の少ないスキル=弱点特効を説明してく元プロハンでスキルマニアのざるたんが、MHRiseの弱点特効スキルについて解説してく記事。発動条件や実際の狩猟でどれくらい有効なのか、武器種ごとのスキル相性なんかも解説してく。...

そんな感じ。

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